- Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150305017
感想・レビュー・書評
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探偵・沢崎シリーズ1作目
日本ハードボイルドの最高峰・・・ということになっているらしいです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハードボイルドオオ!!沢崎さんカッコいい。
ストーリーもどんでん返しが効いてて楽しかったです! -
ルポ・ライターの失踪、怪文書、東京都知事狙撃事件…。西新宿に探偵事務所を構える沢崎が立ち向かう難事件の背後には巨大な陰謀が隠され、鮮やかなラストシーンに向って物語はスピーディに展開してゆく。
レイモンド・チャンドラーに心酔する、ジャズ・ピアニストの著者が2年の歳月をかけ完成させた渾身の処女長篇。
いきのいい会話と緊密なプロットで贈る、期待の本格ハードボイルド登場
第2回山本周五郎賞候補作 -
極めてチャンドラー的な国産ハードボイルド。東京を舞台にチャンドラー的な世界が上手く換骨奪胎されている。プロットが少々込み入っているし、読後の後味はあまり良くない。
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80
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沢崎渋すぎ。
設定上ノスタルジックな部分が時折目立つがそこがいい(携帯はなく公衆電話だったり) -
20年以上前の、超ハードボイルド探偵小説。チャンドラー好きにはたまりません。勿論舞台は新宿で、タバコとウィスキーが必須です。原りょうはこの小説の次の『私が殺した少女』で直木賞を受賞するのですが、こんな小説今のみんな知らないだろ〜〜っと思って読んでたら、この前三鷹のTSUTAYAに平積みになっててびっくりしました。ということで『私が殺した少女』も買っといたので、近日中に読みますー。新宿のバーに行ってわざわざ読もうかしらん。
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これがハードボイルドってものなのでしょうか。ストーリーはまあ、いいとして、男性が「かっこいい」もしくは「渋い」と思う男ってこれなの???私には、めんどくさい男としか思えないし。とは言いつつも、このシリーズは読んじゃいそう。
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探偵もののハードボイルド。そこそこ面白い
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一人称の書き方で展開するはっきりしたハードボイルド小説って感じでとても楽しめました。主人公の私立探偵 沢崎が食えないが憎めないキャラクターで今後の登場作品が楽しみです。おまけでついていた超短編のサイドストーリーがまた渋い。