- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150306601
作品紹介・あらすじ
ジントとラフィールを乗せた軽武装貨客船"ボークビルシュ"は、一路ハイド星系めざし平面宇宙を航行していた。"三カ国連合"艦隊の撤退により帝国領に復帰したハイド星系を、ジントが伯爵として正式に統治するためだ。だが、故郷である惑星マーティンの領民政府は、頑強に帝国への帰属を拒んでいた。一方、新たな艦種-襲撃艦によって構成された第一蹂躙戦隊もまた、戦技演習のためハイド星系へと向かっていたが…。
感想・レビュー・書評
-
星界の戦旗〈3〉家族の食卓 (ハヤカワ文庫JA)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもの頃に読んだ時は、いつの間にか恋人同士みたいになっててびっくりした。
-
踏みとどまらせているだけで大成果です。
-
ちょっと中だるみかなという気もするけど、テンポよくよむことができた。
主人公のこれまでの人生に決着をつける話だけど、中継ぎって感じがした。 -
シリーズはハイド星系の征服から始まったのだから、この巻は本当の意味で一段落だったかな。戦記の主題である戦争はまだまだ続くけど。
ストーリー的には今までで一番こじんまりしていたが、さすがに物語の回し方が上手い。
多視点で回しているが、それぞれのシーンの密度と量が程よく、一つの事態へそれぞれ(の視点)が向かっていく流れは素晴らしいの一言。本来は好まない方式だが、ここまで読ませてくれるなら、文句の出ようもない。
しかし、本当に面白かったな。
ギャグというよりかはユーモアと言うべきか、掛け合いの上手さは稀有なものだと再認識させられた。
-
ジントが故郷に向かうということで、また囚われたりするのかと思ったが、良い意味で裏切られた。
大団円とはいかないが、今までの登場人物が勢揃い(スポールを除く)という感じで、ちょっと一区切りがついた感じか。
でも、やっぱり艦隊戦があった方が面白いと思う。 -
内容(「BOOK」データベースより)
ジントとラフィールを乗せた軽武装貨客船“ボークビルシュ”は、一路ハイド星系めざし平面宇宙を航行していた。“三カ国連合”艦隊の撤退により帝国領に復帰したハイド星系を、ジントが伯爵として正式に統治するためだ。だが、故郷である惑星マーティンの領民政府は、頑強に帝国への帰属を拒んでいた。一方、新たな艦種―襲撃艦によって構成された第一蹂躙戦隊もまた、戦技演習のためハイド星系へと向かっていたが…。 -
今回直接的な身の危険は無かったが、ジントには転機の時。お仕事頑張ってる彼氏と違いやや放置気味のラフィールは、やはり艦を駆っているのが性に合っている様子。そして子猫たちの行く先も決定。