マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-5)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 993
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150308704

感想・レビュー・書評

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  • (2011/11/19購入)

    『マルドゥック・スクランブル』の前日譚。2作目。

  • ハザウェイを毒殺したナタリアも大きな悲しみを抱えていて憎めない。
    びっくり人間大集合のカトル・カールの面々と言い、主役方の09の面々と言い、皆様とても個性的。
    それぞれキャラが立っているので読んでいて飽きない。

    あと、戦闘シーンのテンポの良さ、格好良さは凄い。

  • 戦闘シーンは秀逸

  • 主人公サイドは化け物っていっても
    かっこよかったり美しかったりいとおしかったりする。
    敵サイドは完全にグロテスク・モンスター。
    最高にキチガッてる。
    中だるみを避けるためか、気持ち悪さに拍車がかかる。

  • 2巻ですでにものすごく物語が凝縮されています。しかもラスト付近でようやく終わりへ向かうきざしが見えるという進捗度。終わりを考えると、どれだけ高いところから突き落とされるのかと恐怖すら感じます。それと09のメンバー達のかっこよさも際立ってました。クルツの冷静な判断力、ハザウェイの心意気が素晴らしかったです。それとケイティー、彼女の幸せを願わずにはいられません。

  • このシリーズお得意な、異様のキャラが出てきたなーという感想のカトル・カール。
    人体と機械をくっつけた殺人狂たちをどうしたらこれだけ思いついて、あざやかに動かせるもんかね

    ハザウェイが結構好きだったのに。残念

    2巻が一番おもしろい。
    ボイルドとナタリアのラブストーリーのようなのもいいし、他のキャラも、ここらが一番動いてたなあ。

  • あぁ。読むのが大変…
    面白いんだけど集中し難い。
    頭が別のことを考え出して気付けば物語に置いていかれる…

    面白いのに読みにくい。
    キチンと読まないとわけわかんなくなるし。
    既に少しわけわかんなくなってる…

    頑張れあと一冊だ。

  • 2010 12/19読了。WonderGooで購入。
    ニコラスとカトル・カールの"バック"に迫るべく09メンバーの捜査と奮闘が続く感。
    中盤以降、かなりじりじりしていく感がある・・・で、終盤でいっきに色々展開する予感が。
    それにしても、ボイルドのキャラがスクランブルと全然違って見えて、読み終わったらまたスクランブル読みたくなると言う感想も納得。

  • フライト刑事の常識が決壊し、銀色の腰ミノを揺らす時、深紅の革服にその身を包んだ異能集団「カトル・カール」が姿を現す!

    「カリカリカリ!カリカリカリ!」
    「しゃぶってやるぜ!しゃぶってやるぜ!」
    「おーおーよちよち良い子でちゅねーえー」
    「ゲァゲァゲァゲァ、ゲァゲァゲァゲァ」

    冲方丁さんの本領は多分このへん。活かし方次第でギャグっぽくも非常にグロテスクもなるこのカトル・カール、十本刀やGung-Ho-Gunsを抜いたかも知れません俺の中で。
    個人的にはダッキー・シューターの清々しいほどの下ネタっぷりがお気に入り。是非ヴェロシティまでアニメ化してほしい。

  • 徐々に加速していく崩壊の速度。何とか維持していても至る所に歪みは現れていく。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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