マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-5)
- 早川書房 (2006年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150308704
感想・レビュー・書評
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『「私は科学者ではないので彼らの精神をとやかく言える立場にない。だが気分で物を言わせてもらえば、彼らには重大な欠陥がある。個人としてのタフさの喪失だ。他の誰かと心を一つにするなど、全ての英雄が持つ偉大な虚無を損なうとは思わんかね?」
「虚無?」
「この社会のあらゆる美徳と悪徳を支配するのもだ。虚無を胸に秘める者だけが、真に人生を我がものにできる。」』
面白いなぁ〜。早く最終巻を読みたい‼︎詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
手に汗握る中盤の開始。
局所戦から、渦巻く陰謀をほのめかす終わり方。
さてさて、次が楽しみです。 -
[2013.10.30]
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敵であるカトル・カールのメンバーに爆笑。
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珍妙な悪玉チームとの戦い。次で終わるのかな。
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前作『マルドゥック・スクランブル』の前日譚にあたる、ディムズデイル・ボイルドの話。
空軍のエリートパイロットだった彼が、如何にして全てを喪失して虚無へと堕ちていったのか。
前作以上にバトルが加速してて、最後の方はびっくり人間対決に。
まさにSF版山田風太郎。
バトルだけかと思いきや、ナタリアとの結ばれぬ純愛やウフコックとの決別など、人間ドラマも充実してて重厚な物語。
「マルドゥック」シリーズ完結編の『マルドゥック・アノニマス』が待ち遠しい!! -
ラスト急展開に戦々恐々