スクールボーイ閣下〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

著者 : ジョンル・カレ 村上博基

• 早川書房 (1987年1月31日発売)

作品紹介・あらすじ

ソ連諜報部の工作指揮官カーラの策謀により、英国諜報部は壊滅的打撃を受けた。だが、その長に就任したスマイリーは、即座に反撃を開始する。の厖大な記録を分析し、カーラの弱点を解明しようというのだ。そこで浮かびあがったのは、パリから東南アジアへと伸びる極秘送金ルート。その受取人をつきとめるべく、スマイリーは臨時工作員ウェスタビーをルートの終着地、香港へ派遣した!ロンドンと東南アジアを舞台にスマイリーとカーラの死闘を描き、三部作の中核を成す巨篇。英国推理作家協会賞受賞の本格スパイ小説。

感想・レビュー・書評

[georgebest1969さんの感想 · 2012年12月24日]

下巻へ続く。

[ラクレットさんの感想 · 2022年5月20日]

ソ連諜報部の工作指揮官カーラの策謀により、英国諜報部〈サーカス〉は壊滅的打撃を受けた。だが、その長に就任したスマイリーは、即座に反撃を開始する。〈サーカス〉の厖大な記録を分析し、カーラの弱点を解明しようというのだ。そこで浮かびあがったのは、パリから東南アジアへと伸びる極秘送金ルート。その受取人をつきとめるべく、スマイリーは臨時工作員ウェスタビーをルートの終着地、香港へ派遣した！　ロンドンと東南アジアを舞台にスマイリーとカーラの死闘を描き、三部作の中核を成す巨篇。英国推理作家協会賞受賞の本格スパイ小説。
原題：The honourable schoolboy
（1977年）
--- 目次 ---
序文
第一部　時計のネジを巻くとき
01　サーカス、町を去る
02　お召し
03　ミスター・ジョージ・スマイリー
04　城、目覚める
05　公園散策
06　フロスト締めあげ
07　ふたたび馬たちについて
08　男爵たち評議す
09　クロウの小舟
10　お茶と同情
11　上海特急
12　リカルド復活

[mmstponponさんの感想 · 2016年2月9日]

うーん 少し読みづらい

[ふうこさんの感想 · 2015年12月26日]

前作が面白かったので＾＾
今回の主役はほぼジェリー。
香港を中心としたアジアでの、スパイ風冒険活劇って感じ。
異国の怪しい雰囲気や謎の美女の登場も相まって映画を観てるみたい。

上下巻に分かれた大ボリューム。
最初の方はなんでこんな場面が？と疑問に思うことだらけ。
負けずに読み進めると、全く関係ないと思えた事柄がゆっくり繋がっていく。
得体のしれないドレイク・コウは一体何をしているのか？
いじめられっぱなしのスマイリー始めサーカスの皆さんはこの状況をどうするの？
下巻も即購入しました！

[mmentamehistoryさんの感想 · 2015年10月27日]

(欲しい！/文庫)

[りおんさんの感想 · 2015年1月31日]

最初の方は何がなんだかよくわからないとこも多いし、文章もよく読まないとなんのこと言ってるの？ってとこもあったり、登場人物も前作より増えて人間関係を覚えるのも大変だったけどそれを越えて、後半に入ると物語がすっとはいってくるようになって断然面白くなった。
だいぶ話が本格的に動き出した感じなので下巻が楽しみ。

[sanouaさんの感想 · 2014年6月10日]

スマイリー三部作の二つ目。長いけれど、最後まで読みきって欲しい素晴らしい小説。
何だか心を鷲掴みにされた。
三部作の中で一番ドラマ性があるかも。最後の激流のようにうねりながら進むストーリーを、是非体験してほしい。快感以外の何物でもありません。

[zhimeiさんの感想 · 2013年10月4日]

入っていきにくい文章だけど面白いのが分かるから無理矢理読む、という感じ。最初はさっぱりわけが分からない。スマイリーが出てきて後半は楽になる。コニーのキャラがすごい。

[李宙耶さんの感想 · 2013年10月3日]

古びてしまって、読書機会を逃しました。

[mamekooさんの感想 · 2013年4月10日]

スマイリー三部の二作目。
ジェリーの記憶が薄いけど。
スマイリーや仲間が復帰後が前半。スマイリーが出てくる方が楽しい。