惨殺の女神 (ハヤカワ文庫 NV 441 モダンホラー・セレクション)

  • 早川書房
3.75
  • (3)
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150404413

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 書かれたのが初期のためか、何となく「暗い森の少女」と「殉教者聖ペテロの会」の雰囲気が混ざったような気も。
    話は勿論陰惨の一言。最後も全く救いなし。ソールを知らない人が最初に読んだら、まず嫌になるだろう。ほとんどバッドエンディングばかりのソール作品の中でも、随一の後味悪さ―だと思う。

  • 陰惨で凄絶、そして後味も最悪。子供・いじめ・過去の怨念と、これぞまさにジョン・ソールの魅力満載。「暗い森の少女」とかに比べると地味だし、知名度も低い作品(そもそも今じゃあ絶版?)なのだけれど、個人的にはこっちの方が味わい深く感じる。地味な分、徐々に迫りくる恐怖が印象的な一作。
    恐怖のポイントとしては、作中に出てくる「スケッチ画」。これをイメージしてみると……なかなかに怖い。

全2件中 1 - 2件を表示

相沢次子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×