- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150411923
感想・レビュー・書評
-
大聖堂を気にした13世紀の歴史ミステリー。
建築監督の転落殺人から幕を開け、赤毛の男ヤコブの語りの合間に、美形?の黒ずくめ男とその背景がじわじわ・・と言うところで上巻が終わる。
舞台、設定は面白いのに、余りにもとろい展開。
一考に盛り上がりがないのも珍しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホントに読んだのか?記憶にない。。。こういう時間って怖い。俺の人生の一部が、なにものかに侵食されているんだよ、きっと!その犯人は記憶に残らない小説&映画だ!たぶん。
-
大愚作「深海のなんたら」を読む前に買っちゃった本(>_<)。
読了後なら決してそんなことしなかったけど、結果としてはそれでよかったかも?
意外や意外、けっこう面白い( ´ ▽ ` )ノ。
日本で言えば捕物帳、宮部みゆきの時代小説に近い( ´ ▽ ` )ノ。
「なんとかのイール」では全キャラがデクだったのに、本作では誰も彼も魅力的( ´ ▽ ` )ノ。
擬古体のセリフも楽しいね( ´ ▽ ` )ノ。
まるでホントの13世紀小説を読んでるみたい( ´ ▽ ` )ノ。
ただし、それゆえに展開は非常にトロい(>_<)。
セリフの半分以上が知ったかぶり(>_<)。
あと、上巻終盤の正義側の推理が余りにもご都合主義(>_<)。
トイフェルとは何ぞや……? まさか「イール」みたいに無意味な造語ではないことを祈りつつ、下巻へ……。
2015/12/13 -
『深海のYrr』では、なかなかいいキャラクターが呆気無く死んでしまったりするので、心配しながら読んだ。中世ドイツの時代背景や都市の様子、人々の人生観が表現されていて、面白い。
-
中世のケルンが舞台という珍しいミステリー(?)作品。前半は街やキャラクターの紹介、といった感じであまり話が進みませんが、後半から段々ミステリアスになっていきます。
-
プロットは面白いと思うのだが、
物語として面白くないのは何故??
ワクワク感を感じられなかったからかなぁ。 -
謀略そのものの存在は早い段階で明らかになるのですが、何をしようとしているのか、どういう目的があるのか、はなかなか明かされません。その謀略の一端である殺人を目撃したこそ泥ヤコプは、犯人である悪魔のような男に命を狙われて…、という展開で下巻へ。
-
「深海のYrr」のフランク・フェッツィングによる中世のケルンを舞台にしたミステリー。
上質な海洋SF大作だった「深海の...」とは一転して中世の歴史小説と、作者の知識や興味の広さに驚いた。
内容は前作ほどのインパクトには欠け、どこか予定調和な印象もあったけれど。 -
カタカナの名前が頭に入ってこない