- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150414177
感想・レビュー・書評
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読む前はCIAのバックアップがついて
緊張感がなくなってしまうのでは?と不安だらけだったけど、
前よりも「任務中誰の記憶にも残らない男(グレイマン)」でいるのが難しいアジアでの任務となり、全体的にレベルアップをしている。
「ただのCIAの隊員」になり下がったわけではなく、一作目から続く
CIAとしても、冷酷な暗殺者でもない、中途半端で、無骨で、ユーモアのある
カッコ良くなくてカッコいい
私の知っている
「暗殺者グレイマン」の姿が見れて良かった。
スーザンをいつかはギャフンと言わせてほしい…
終わり方爽やか〜
そして著者近影も爽やか〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょと真相が複雑だが、ここまで読ませてくれれば十分。
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仕事のバディを見つけたグレイマン。しかも飛び切り一級でグレイマンより能力は高いかもしれない。この2人で自作を描いてくれないかな?
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今後に繋がる伏線が仕込まれた作品でしたね。
前作で、SOS(見つけ次第抹殺)指令が解除され、CIAの雇われエージェントとして活動を始めたわけですが、その最初の活動で、またややこしい状況に巻き込まれています。
昨今の映画で、チャイナマネーの興隆を感じる訳ですが、この作品でもその例には漏れません。昔はソ連、ちょっと前は中東のテログループ、今は中国が、エスピオナージの典型的な敵役あるいは盛り上げ役と言う事でしょうか?
未訳の次の作品もあるようなので、早く翻訳して欲しいですね。伏線が回収されている事を願います。って言うか、ダチョウ倶楽部的に仕込まれているので、確実に回収されると思っているんですがね? -
下巻では、いつものグレイマンことコート・ジェントリーが暴れまくる。タフな仕事をタフな肉体で遂行するシーンは、まさに本シリーズの真骨頂。これまでと異なるのは、チームとして行動するところ。しかも、いつもはハードボイルドか!と思うほど女気がないが、今回は違う。女と協力して作戦を実行する。恋愛にも発展するところが新しい。グレイマンが女性を愛することが、すでに意外な感じはするのだが、そんなジェントリーも悪くない。次回作でも、ゾーヤは登場してくれるのだろうか。二人での作戦行動は息も合っており、物語としても幅が広がって面白くなりそうだ。ぜひ、継続的に登場させてほしい。
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映画の「ミッション:インポッシブル」シリーズみたいになりました。
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どんどんヘタれてきてる気もするけど。
感情面の描写のせいかな。 -
北上次郎さんおススメのグレイマンシリーズに着手。図書館には1作目がなかったので、適当に選んだのがこのシリーズ6作目だった。。
暗殺者グレイマン、その前に現れる謎の女工作員。
中国にロシアにCIAにと三つ巴の複雑な設定の中、急流を下るような次から次へとアクションの連続。
グレイマンは”殺し”もするが人助けもせずにはいられないところがよい。
完全無敵ではなく、肉体的なダメージも受けるし、騙されもする。
そんな彼と女工作員の邂逅がクライマックスかな。
とにかく展開が早く、一気読みできる作品。
シリーズ1作目から読みたいと思ったよ。