ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫 NF 222)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150502225

感想・レビュー・書評

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  • 我が家も色々な動物(犬、猫、ハムスター、カナリアなど)を飼ってきたけど、この本をきっかけに今までとは違う視点で動物の行動を観察してみたくなりました。研究が進み現在は彼が打ち立てた動物行動学とは違うとのことですが、彼が動物に捧げた愛と情熱から私達が学ぶべきことは沢山あります。

  • 旧約聖書の述べるところにしたがえば、ソロモン王はけものや鳥や魚や地を這うものどもと語ったという。

    1989年2月28日、ローレンツが死んだとき、彼が打ち立てた動物行動学は、すでに完全に変貌していた。動物たちの行動は、ローレンツが考えたような「種の維持」のためのものではなく、個体のためのものであるとみなされるようになった。学問とはそういうものである。

  • 学校の図書室感すごい!

  • 家の中で動物を放し飼いして生態を知ろうとする姿勢に圧倒された。

  •  2015-12-20

  • 請求記号 481.78/L 88

  • 動物行動学者によるエッセイ集。自身で飼って観察した内容で動物に対する愛が溢れていてよい。1949年と古い作品であるが知らなかったことが多く新鮮だった。

  • その後の研究等を吟味しないといけないが、当時の動物行動学の最先端を行く名著。間違いなくソロモン王より動物たちとの会話を実現した著者の神髄が語られる。自然を実感するのに必要なノウハウを赤裸々にした本作は永遠に読み、語られるべき良書。人とヒトとの間に交わされるべき会話・対話の根幹も詳らかにしているようである。

  • 日本語版単行本の出たのが63年だから、動物行動学入門書の古典ですね。
    文庫になってるんだなあと、ちょっと感慨にふけりました。
    (手持ち本はカバー画像が異なるので、別の本を見ているような気がします。 
    ■  2002/04/29:読了

  • 動物行動学を創始した学者の、動物に対する愛情にあふれたエッセイ的な行動学入門書。このテのもので一番有名な一冊にして、この分野に興味がある者に必読の書である。

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