- Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150701444
感想・レビュー・書評
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2020/05/11
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ドルリイ・レーン4部作としてはX,Y,Zと「最後の事件」が
あるのだけど、このZは一番人気がないらしい。まあ確かにちょっと異色かも。
後は解説が興味深い。 -
前半は少々退屈、後半になりいつの間にやら手に汗握る展開になってました。
エラリー・クイーンは少々苦手……なのか(汗)?
もう少し他の作品も読んでみようと思う
(2013/2/9 読了) -
X、Yに比べて余りにも話題にされない不遇のZ。
国名シリーズ用のプロットを流用のため、毛色が違うという裏事情も指摘されていますが、本作のメインプロット、無実の罪の死刑囚救出、裁判と政治謀略、といった話に、読者がどれだけの興味が持てるかということが不遇の原因かもしれませんね。
多くの読者が求めるような、奇妙きわまる事件に、読者の想像を超える犯人、レーンの鮮やかな解決を期待してしまうと、裏切られたように感じるのでしょう。 -
前作2つにくらべると平凡な感じがする。
楽しめるが心に残る内容ではなかったし、驚きも少なかった。 -
1933年発表
原題:The Tragedy of Z -
警察を引退したサム警部のもとにきた依頼人。悪名高い上院議員フォーセット兄弟ジョエル、アイラに関する調査。
殺害された上院議員をゆすっていたと思われる囚人アーロン・ドゥの脱獄と新たな殺人。
執行された死刑に隠されたヒント。レーンが消去法で解き明かす犯人の正体。
2010年7月8日読了 -
多分受けるイメージはこうでしょう。
「地味」「面白くない」「期待はずれ」
私もそう思いました。
しかもずーーーっとある男の無実追及だし。
退屈するな、と。
でも本当の楽しみは
最後、レーンの話にあるわけで。
そう、ワクワクさせる要素があるんです。
そこがお楽しみ。
そして、26人が消去され、
最後の一人になったとき…
はっとさせられることでしょう。
短気な人には向かない作品。
でも通な人にはとても面白い作品。 -
ドルリー・レーン三作目。二作目より年を経たレーンの活躍が、サム警部の娘ペイシェンスの視点から語られる。