- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150701482
感想・レビュー・書評
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短篇集。「堕落した天使」「針の目」「三つのR」「殺された猫」「ものをいう壜」「クリスマスと人形」の六作品を収録。
犯罪カレンダー1月~6月の続きですが、短編なので話ごとの関連はありません。ただし、その月にちなんだ物語がそれぞれ仕込まれ、10月はハロウィン、12月はクリスマスといった仕様です。
前作に引き続き、ラジオドラマの軽やかな作品でスッキリ楽しむことができる作品ばかりでした。「殺された猫」などは、推理色もあり舞台も意味ありげな雰囲気で楽しかったですし、「クリスマスと人形」は、エラリーや警視が怪盗と戦う物語で、シリーズとしては初の作品じゃないでしょうか。
原作がラジオドラマなだけに、大きなトリックが仕掛けられているということはないのですが、全体的に軽快でわかりやすく、楽しめる作品集で楽しめる作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集☆ミステリー歳時記(´¬`)エラリー・クイーンとニッキィ・ポーター名コンビだょね。お父さんもいいキャラしてるし(笑)
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全体的には小粒。9月の「3つのR」が面白かった。
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前半部はなんだかなーと思っていたけど
後半月はよかったなぁ。
何よりもちょっと謎解きの興味をそそられて、
なおかつ殺人事件も起こるという
2コンボの作品もあるのでなおよし。
そして一番面白いのは
なんと、ドッキリミステリーがあること。
そう、エラリイ氏はだまされたわけで…
そういう使い方もミステリーはできますな。
確かに。 -
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