猫はブラームスを演奏する (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 9-20)

  • 早川書房
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150772208

作品紹介・あらすじ

新聞記者のクィラランは、女性資産家の招待で、初めてピカックスを訪れた。が、一見平和な田舎町は、謎の悪臭や深夜の悲鳴など怪しげな気配に満ちていた。不審感を募らせるクィラランを尻目に、この地にいち早く順応したシャム猫ココは、カセットデッキのボタンを押して、しきりにブラームスをかけている。ある日、そのテープから犯罪を匂わせる会話が流れてきて…ファン待望、シリーズ初期の未訳作品が、ついに登場。

感想・レビュー・書評

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  • 猫はブラームスを演奏する (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 「シャム猫ココシリーズ」五作目(邦訳としては一九作目)。シリーズが復活してから初の新作(四作目である『猫は殺しをかぎつける』は出版社の事情でお蔵入りして二〇年近く後に出版された)でアメリカの都会からカナダ国境近くの田舎町へと舞台を移していてシリーズのリランチ的意味合いが強い作品。ある意味前四作品の総括的な作品でもあるのでこれ順番通りに翻訳していった方が良かったんじゃないかしらん。

  • シャム猫ココシリーズ。
    文庫の表紙の絵は、猫のいろいろな姿勢を書いています。色使い、猫の姿の捉え方など、それだけでも購入する価値があると思いました。

    主人公クィラランは母の知り合いの金持ちから遺産相続を受ける人です。猫との間友達のような、猫に使われているような関係を作っていきます。
    猫と主人公が特別の能力を少しづつ持っているのかもしれません。

    今回、新聞記者のクィラランは、女性資産家の招待で、初めてピカックスを訪れた。カセットデッキのブラームスが鍵となる。

  • 今頃第1話の辺りに戻るんで、ちょっとあまりに遅い感じで
    ピカックスに移住する辺りって無かったっけ…と記憶の彼方。
    でもなんか猫を乗せて移動していたような気がするので
    違和感は無かったですけど。
    それにしてもアメリカって田舎と変人てセットなのかな(笑)
    ミステリでそういう設定って多いよね。

    まあそれなりにいつも通り楽しく読めました。

  • 大金持ちに!

  • 持ってる

  • 猫の描写はかわいくて楽しい。

  • 新聞記者のクィラランは、女性資産家の招待で、初めてピカックスを訪れた。が、一見平和な田舎町は、謎の悪臭や深夜の悲鳴など怪しげな気配に満ちていた。不審感を募らせるクィラランを尻目に、この地にいち早く順応したシャム猫ココは、カセットデッキのボタンを押して、しきりにブラームスをかけている。ある日、そのテープから犯罪を匂わせる会話が流れてきて…ファン待望、シリーズ初期の未訳作品が、ついに登場。

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