ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 5567
感想 : 370
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300110

感想・レビュー・書評

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  • ずっと気になっていたABC。
    最後のドンデン返しはすごく面白かった。ただ、一度訳されているからか、少し読みにくさを感じた。

  • いつものポアロの個性的さが控えめで、滅茶苦茶本気なポアロ!という印象が残る作品でした。
    動機もやり口も殺人鬼らしさがあり、思わず「関係ない人を巻き込むな」と叱りたくなる内容です。
    「この人怪しい」と睨んではいましたが、全く予想外で流石、クリスティ作品!と今回も唸らせて頂きました。
    そしてヘイスティングズがいるとやはり何だか落ち着きます(笑)

  • 初ポアロ作品
    外国の小説をあまり読んだことが無いので、独特な言い回しが印象深かった。


    カストが二重人格なのかなぁと思いながら読んでいたが全然違う人間だった。ストッキングを配り歩いていたことが分かった所が面白かった。

  • 数年ぶりに再読 読み始めてみたけどすっかり忘れていた。 ポアロのもとにABCから殺人予告の手紙が届く ミッシングリンク・テーマのミステリー。フーダニットと思いきやホワイダニットだったのかな? ポアロとヘイスティングズのやり取りがいつもながら最高!癒やされます。真相はポアロの説明でなるほど すっきりしました。とても面白かった。 

  • お話の展開はすごく面白かった。犯行は少々無理があるだろと感じたけれど、ポアロや警察が翻弄されているのは、読んでいてはらはらさせられた。

  • ☆3.5
    ABCと名乗る正体不明の殺人者から届いた殺人予告。それは、名探偵エルキュール・ポアロをも翻弄する連続殺人事件の皮切りだった-。

  • 約20年ぶりの再読。

    1度読んだら忘れられないトリックだしオマージュ作品も多いので、犯人はすぐに分かったけれど、それでも面白い。
    ミステリーのABCの1つだと思う。

  • A、B、Cと順番に殺されていく連続殺人事件の小説。

    自分自身がアガサ・クリスティーの作品が3作目のこともあり、だんだんと推理ができるようになってきて、さらに入り込めました。
    それでも見逃していたところもあり、ポワロの推理に感嘆。
    何度も戻って読み直して、先を読んで、、と展開がとてもおもしろかった。

  • この作品は僕が小学生の時に図書室で借りて読んでから大人になってからずっと探しててようやく見つけて読むことができました!やっぱりアガサ・クリスティーさんの作品は面白いです

  • アガサ・クリスティ作品を読むのはこれで3作目。『オリエント急行の殺人』に続き、エルキュール・ポアロ・シリーズの超有名作品を読みました。
    『オリエント急行の殺人』と異なり、ポアロの友人であるヘイスティングズ大尉による語りで物語が展開していく様は、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ・シリーズのワトスン博士を彷彿させる。

    ポアロに届く挑戦状の通りアルファベット順に人が殺されて行く連続殺人は、個々の事件の繋がりが見当たらないがため余計にスリリング。見え隠れする犯人像には矛盾する点が多くあって、複数犯なのかな?と思ったりしながら読み進めました。最後、ポアロの推理によるどんでん返しにはびっくりさせられますが、全てのモヤモヤにケリがついてすっきりします。

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