ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房
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感想 : 315
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  • Amazon.co.jp ・本 (556ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151792564

感想・レビュー・書評

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  • 読み応え!素晴らしかった!
    よくこんな複雑なお話が浮かぶな〜。伏線の回収もお見事で復讐も果たせて悪い奴らコテンパンにしてスッキリ♪もあったしリスベットの成長も微笑ましい。個性的で魅力的な登場人物に夢中になれた。
    話がややこしくて仕組みがちょっと難しかったけど、それ以上に面白かった!せっかく出会ったのにもうこの人の本がこれ以上読めないっていうのがとても悲しい。
    著者は変わったけど続きは読もうと思った。

  • すごい3部作だった。
    サランデルの物語

  • うーむ、満足。至福の気持ち。
    展開は驚きはなかったものの、待ち焦がれていた結末にほっと胸をなでおろせた。

  • ついに3部作を読み終えてしまいました。
    とても生き生きと個性的なキャラクターが描かれていて、病み付きになってしまいました。
    作者は変わってしまいましたが、4も読みたいと考えています。
    それから懲りずに英語版で勉強しようかと検討中です。

  • 読書日:2017年8月5日-8月5日.
    Original title:Luftslottet som sprängdes.
    Author:Stieg Larsson.
    上巻を読み終えた後、続きが非常に気になり続けて読み進めました。
    Erica周辺で起きていた騒動と、公安警察の一部の人間が落着した瞬間に胸を撫で下ろし、
    同時に残るはLisbethの裁判だけであると、安心感が湧きました。
    裁判は彼女の勝訴となりますが、
    判決後時折、双子の妹Camillaの名前が登場します。
    次巻も刊行されている様なので、少しでも登場を期待しています。

    それからPaoroが登場しなかった事が気掛かりです。
    彼の事だからLisbethと変わりなく打ち合いをしていると思ってはいるのですが…。
    しかしMilliamが再登場し、又友人同士として今後もLisbethと交流を交わす事になり、安堵しました。
    Milliamも時間は掛かるでしょうが、いつかはStockholmへ戻れます様に…。

    Lisbethの異母兄が殺された事は
    彼女の意見にも賛意する部分もあれば、
    然るべき場所で治療を施せば…と思わずにも居られません。
    何とも複雑な気持ちです……。

  •  これにて全巻の了( ´ ▽ ` )ノ
     面白かった( ´ ▽ ` )ノ

     6巻目ではストーカー探しとミカエル襲撃阻止のくだりが特にワクワクした( ´ ▽ ` )ノ
     が、法廷シーンになると……(´ェ`)ン-…
     ここでまた3巻の感想に立ち戻ってしまうわけだけど、スウェーデンというか作者の倫理観にどうしても違和感を禁じ得ないんだよなあ……(´ェ`)ン-…
     ミカエルの妹弁護士、調子に乗って自らの初体験やらドラッグ使用やら器物損壊の過去をへらへら語っているけど、若さ故の過ちですむことか?……(´ェ`)ン-…
     悪を暴く過程も法を無視した手を使ってのもので、いわば悪を持って悪を制すというか、悪を凝らすに巨悪を用いるというか、悪知恵合戦というか……どうにもこうにもスッキリしない(>_<)。

     正義側に心から応援したいキャラのほとんどいないことが問題なんだよなあ……正直、リスベットなど精神病院送りでもいいかな?とも思った。過去にあんな事件があったとは言え、あそこまで対人関係に問題があるとなると専門家の治療が必要だと思う(´ェ`)ン-…
     第6巻でもまた新たな女と寝たミカエルも一度カウンセリングを受けたほうがいいと思った(´ェ`)ン-…
     そしてまた、悪の組織があまりにも馬鹿すぎなんだよなあ……全てにわたってミレニアム側の後手後手に回り、その掌の上で踊らされてるだけ(´ェ`)ン-…
     これだけ実力差が開くと面白みがないな(´ェ`)ン-…

     エピローグは「リーサル・ウェポン」「ブラック・レイン」のオマージュかね?( ´ ▽ ` )ノ

     アマゾネスのエッセイを各章の冒頭に置いてる意味はよくわからなかった(>_<)
     ああいう人間性を喪失したとしか思えない資料上の人物像が作者の理想なのか?(´ェ`)ン-…
     
     そういえば、豊胸手術についてはその後まったく記述がなかったな……大金かけて一大決心をしたというのに、結局誰にも気づかれることなく(作者自身も忘れてしまった?)、かわいそうなリスベット……(´;ω;`)
     それも含めて、やはり3巻がネック(>_<)。
     余計な事柄は、とにかくあそこに集中してる観(>_<)。


     まあ、いろいろ不満はあるけれど、面白かったことは確か( ´ ▽ ` )ノ
     もし自分に作者と同じだけの筆力があっても、こういうふう(キャラ造形)には書かなかったろうけど( ´ ▽ ` )ノ

    2017/06/14


     

  • 流行に乗って初めて読んだ北欧小説。大学生の夏休みに地元の図書館で借り、面白くて6冊一気読み。数日、実家に引きこもったのを覚えています。

    ダニエル・クレイグ主演で映画化したものも観ましたが、北欧小説っぽい少し湿った薄暗い雰囲気、そして何より主人公の幸薄い感じと合っていると思いました。薄幸美男といった感じでしょうか。

  • ミステリー、ハードボイルド、政治劇、スパイ活劇、悪漢小説、社会派サスペンス等々、様々なジャンルの要素を、精緻なプロットでまとめ上げた圧巻の小説。そして何よりも、エンターテイメント小説として最高に面白かった。
    以降、第4部からは作者が変わってしまうということで、読むのに不安もあるけれど、ミカエルとリスベットをまだまだ見続けたい気持ちが強いので、また読んでみようと思う。

  • 4/20〜

  • 物語の長さという意味で、気づいたら女性の見方をかえる、できればエンタメでどこまでそれができるか、手塚治虫みたいな作家だ。よんぶ
    もよみたかった。

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