- Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152081148
感想・レビュー・書評
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いやー、ほんと凝ってる。近代ドイツ、歌声と銃声が入り混じる中繰り広げられる愛と憎しみの話。作中に現れる幻惑に流されないように必死に読み進めたけど、みなさんの感想通り、やっぱり最後の最後で現実から引き離されてしまった。わっからーんけど面白い!!笑 結局どこが史実でどこがフィクションだったのだろうか。気になるけど、種明かしされたらこの魔法も解けてしまいそうで、解説とか読めない!
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重厚な「物語」に衝撃を受けた。
光の下では輝かない種類の美しさ、暗闇の中の黄金の、黒に近いギラリとした輝き。
構造自体も凝っているのもさることながら、言葉が世界を作り出して動いているのを確かに感じた気がする。 -
ナチス、SS、レーベンスボルン、カストラート(去勢歌手)...陰惨な歴史の諸産だけど、その暗さにちょっとわくわくし、重厚な物語小説に魅せられた。レーベンスボルンや、戦後のドイツや戦勝国の状況、どこまでが真実で虚構なのかわからない、小説の醍醐味がたっぷりな分厚い本だった。
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001.97.12/15.再販、並、カバスレ、帯付。
H.21.5/10.書庫 -
美しい。
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フェンリル
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どんでんがえしの後に、もう一回返された。
おもしろかった。
何故評価が低いのかよくわからん。
よかったとおもう。 -
第二次大戦下ドイツの情景、複雑巧緻な人物相関、メタな仕掛け……盛り沢山のエンターテインメントです。
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2008/08/20読了
耽美で幻想的
これはメタホラー…でいいのだろうか -
現実なのか?作者さえも物語!