狼の一族 アンソロジー/アメリカ篇 (異色作家短篇集)

  • 早川書房
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152087874

感想・レビュー・書評

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  • 僕の大好きな(それでいて全然揃えていない)異色作家短編集、なんと、新版20巻の最後を飾るアンソロジー三冊が若島先生によって編まれたものであることを知らなかった。というわけで、とりあえず 3冊まとめて Amazon で注文。一冊目を読み終わった。

    「短編小説の自家アンソロジーを編むのが趣味」という若島先生と、異色作家短編集の組み合わせは、まさに黄金コンビ。最高の舞台に最高の演出家、そしてもちろん最高の役者が揃ったと言えよう。

    気に入った作品は、順に「浜辺にて」、「ベビーシッター」。「鷄占い師」と「ジェフを殺して」が次点。

  •  異色作家短篇集で新たに編まれたアンソロジーの第1巻。アメリカ編。 絶版の旧アンソロジー『壜づめの女房』をそのまんま復刊してくれれば良かったのにとちらり思ったけれど、ただそのまま復刊すればいいもんじゃないんだなと、あとがきを読んで痛感しました(機会があったら読んでみたいけど)。 この新編アンソロジーアメリカ編も、いかにも「ヘンな作家」が書いた「ヘンな作品」で十分に面白かったです。堪能しました。 私がバカウケしたのは、ラファティ「浜辺にて」。他のもウィルフォード「鶏占い師」、ジャック・リッチー「貯金箱の殺人」、スラディック「他の惑星にも死は存在するのか?」、デイヴィッドスン「眠れる美女ポリー・チャームズ」、ジーン・シェパード「スカット・ファーカスと魔性のマライア」などが強く印象に残ってます(本邦初訳ばかりが収録されてるので、ファンは要チェック!)。 この1冊を契機にして、読書がどんどん広がり、豊かになりそうです〜♪

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