ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下

  • 早川書房
4.26
  • (276)
  • (250)
  • (89)
  • (12)
  • (0)
本棚登録 : 1308
感想 : 205
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152089847

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全巻で展開された謎が回収される下巻。
    密室からの脱出はもっとパズリーに解決されるかと思いましたが
    思いのほか、あっさりと解決。まぁそこだけが本書の魅力ではないってことですか。
    さぁこれからリスベットはどうなるのか、、、楽しみです。

  • 映画をハリウッド版とスウェーデン版両方見てから読んだ。ハリウッド、スウェーデンでは内容に違いがあり、原作もまぁ小説だから細部に渡って映画より細かく描かれてる。原作がある映画は仕方ないのだけど展開が大雑把なのは残念。だけど映画も両方面白い。もちろん原作はめっちゃ面白い。映画を見て難しいだろうなと覚悟したけど読みやすかった。所々えぐいけど、リスベットが強くてかっこ良くて、でもそうしなければ生きれなかった彼女を思うと切ない。

  • 上巻で謎を全て提示して下巻で謎を解いていく形式。下巻は最初から面白かった。

    謎の追い方や推理小説には普通はない謎を解く主人公の復讐が新鮮でジェットコースターに乗ってるみたいな小説だった。

    最後のリスベットが可愛くてミカエルの頭をはたきたくなった。これは次も読むなぁ。

    スウェーデンとか経済とか解らないけど登場人物の魅力とミステリーとサスペンスに時間を忘れます。

  • 借。とっても読みやすい。色んな謎がちりばめられていて、いったいどこへ向かうのかゾクゾクする。ドラゴン・タトゥーの女にもすごく魅力を感じるし、女性それぞれがとっても魅力的。島の風景の描写もとっても心地いい。著者がジャーナリストだけあって、そのあたりの表現がとってもいきいきしている。推理、サスペンス、歴史いろんなモノが交錯してるのに読みやすいのは驚きでした。でも一番はドラゴンタトゥの女の魅力。三部作で終わりなので、一気に読むのは躊躇しちゃう。もったいない気がして…。

  • ミレニアム三部作の第一作目。登場人物の多さ、第二次大戦前後の歴史的な背景、コンピュータ関係の専門知識など、退屈に感じる箇所もあった。しかし、物語が動き始めた中盤から急に面白くなり、読む手が止まらなかった。ドラゴンタトゥーの女ことリスベットのキャラクターには、他作品のヒロインとは一風違った、何とも言えない魅力があった。お気に入りは、ミカエルの著書の「ゴルフの利点を実演して見せてくれたサリーに」と言う献辞。

  • 今更ですが、感想は傑作だったということです。
    あまりにも話題になっていたので、ちょっと引きぎみだったのですが、そんな思いをぶっ飛ばすだけの傑作でした。
    ミステリとしての常道である謎の提示と、解決がされていく過程。様々な障壁とそれを乗り越えていく登場人物たち。
    この作品が素晴らしいのは、単なるひとつの事件だけでなく、様々な事柄が語られ、動いていくところにあります。まさに、総合エンターテイメント!!登場人物たちのキャラクターも素晴らしいですし、スェーデンが舞台というところも新鮮。
    なかなか手が出ませんでしたが、読んでよかったです。エンタメ小説として最高!今更ですみません、、、、

  • 上巻よりもストーリー展開が速く、止められないっ。思いがけない結果がどんどん展開され、作者の才能に脱帽。
    主人公のミカエルは相変わらず魅力的、リスベットがどんどん本来の人間味を体感していく感じも微笑ましい。
    ミステリーの展開と、登場人物の関係性と両方楽しめます。

  • 面白かった!!!

  • ベストセラーながら「どうかな」疑いながら読み始めたが、伊達に売れているわけではなく、飽きることなく読み進めてしまう。
    難点は普通の海外小説でも登場人物の名前が覚えきれないのに、本作品では同じ名字の一族が絡む話なので、名前が出てくる登場人物が多く誰が誰だかわからなくなって混乱しまうこと。
    しかしそれでも面白く最後まで読み進めてしまう。

  • 「リスベットは釣り針に刺されるミミズのようにもがいた」。ここが一番面白かった、と言えば、どういう部分を楽しめてどういう部分に興味を持てなかったか、わかってもらえると思う。「一族モノ」と「社会派ミステリ」みたいなのってどっちもあんまり入り込めないんだよなあ。ミカエルはノーテンキなのにモテるし、ネタが揃ってく過程も地味だし、ラスボスもあっけなかったし、その後の話もなんか取って付けたようだし。乗り切れなかった。

全205件中 31 - 40件を表示

スティーグ・ラーソンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×