- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152097682
作品紹介・あらすじ
未来予測プログラム「フューチャー・アジェンダ」の創設者が、世界39都市で開催したワークショップの成果を公開! 高齢化、雇用格差、人工知能、シェアリング・エコノミー、「アジアの世紀」の始まり……地球規模で起きている/これから起きることのすべて
感想・レビュー・書評
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網羅的。ファクトブックとして目を通すなら価値あり
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今まさに会社の将来を考えています。そんな時、本書に出会いました。
12の共通認識を基に深掘りし、2025年の主な課題、取り組み、好機を、人、場所、覇権、信念、行動、企業の6つの視点から述べてます。
会社のビジョンを考えるのに役立つ一冊でした。 -
第1章未来に対する12の共通認識
・人口が爆発的に増加する
・資源が枯渇する
・環境汚染に歯止めがきかなくなる
・移民は悪だ
・仕事が不足する
・女性の教育水準の向上が,多くの問題を解決する
・技術が大きな問題を解決する
・答えは太陽光エネルギーにある
・定年について考え直す必要がある
・医療費は増加の一途をたどる
・アジアの世紀が始まる
・GDP成長率は,社会の発展を評価する最良の尺度である -
教育の節だけでも読むべき。
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高齢化、雇用格差、人工知能(AI)の普及…。2025年までに地球規模で起きる重大な変化、ならびに今後進むべき道を提示する。紹介される、未来予測プログラム「フューチャー・アジェンダ」が行ったワークショップの成果は、より豊かな未来を気づくためのヒントになる。
未来に対する12の共通認識
課題1 未来の人
課題2 未来の場所
課題3 未来の覇権
課題4 未来の信念
課題5 未来の行動
課題6 未来の企業
12の共通認識について再考する
2025年のキーワード
結論 -
日本向けに書かれたものではないが、そのまま日本に当てはまる予測や課題がほとんどで、世界が益々小さくなっている事を実感。加速度的に進む技術と認識の変化の中で、自分がどう生きていくかを一度捉え直す、それが近未来予測のひとつの意味なのかもしれない。
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近いようで少し先の未来である2025年の世界が抱えるイシューをあぶりだして列挙している本。解決策はなく、2017~2018年時点における状況を整理するにとどめている。最も重要なキーワードとして「格差」「透明性」「アイデンティティ」の3つのキーワードで総括。
各国主要都市で多くのワークショップを行っているのだが、東京は対象外。日本が抱える固有のアジェンダは全く登場しない。
巻末では、個人に対する問いかけを列挙。普段から自問自答しているものがいくつかあった。面白い本ではないが、こういうことを考えるための良いガイド。
◆いまある資源のなかでより豊かな暮らしを送る方法はあるか
◆日々の選択が将来に大きな影響をもたらすか
◆自分の個人データをどの程度まで公開するか
◆最大の好機をどこで見つけるか
◆2025年に消えていない仕事はどこか
◆将来に備えられる子供を育てるためにどうしたらいいか
◆自分はなにを信じるか