Number PLUS(ナンバープラス)98号 ブラジルW杯総集編 永久保存版

  • 文藝春秋
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784160081987

感想・レビュー・書評

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  • いつもに比べると内容が薄いと感じた

  • 今年はワールドカップの年だった。年末にその世界ビッグイベントを復習。

    表紙はドイツ選手が頭を抱えて倒れこんだブラジル選手をなぐさめる写真。開催国ブラジルが準決勝対ドイツの試合で7失点という歴史的敗退をした試合終了のシーンだ。将来、今回のワールドカップと語るとき、「ブラジル7失点」というサブタイトルは欠かせない。

    本書を読みつつ、ワールドカップを思い出しても、この試合ほどのサプライズはなかった。意外なチームや選手が注目をあびることもなかったし、日本もあっさり負けたし、決勝ドイツ対アルゼンチンも勝敗はともかく、守り合いになるという予想通りの試合だった。そんな中、「ブラジル7失点」の衝撃は大きい。ベストゲームではない試合が象徴するワールドカップだった。

    その試合を除いて、個人的に印象に残ったのは、オランダが準々決勝でPK戦直前にゴールキーパーをPKスペシャリストに交代した采配。漫画などのフィクションではありそうだけど、ホントにやるのは、すごく勇気が要ると思う。この決断をしたのはオランダのファンハール監督。覚えておこう。

  • もう2か月も経ってしまったのか。既に日本はアギーレジャパンが始動。ブラジルW杯も過去のことのように思える。
    とはいえ、今回のW杯は好ゲームが多く、見ていて面白かった。終わってみればドイツの優勝は順当といえるが、スペイン、イタリアの敗退など波乱もいっぱいだった。それにしてもハメス・ロドリゲスのボレーシュートはすごかった。
    次は4年後まで待ちましょう。

  • 読み物としてよりも、今回の大会通しての評価ということで☆5つです。
    ネイマールの負傷欠場までは、まるでブラジルが主人公のマンガのような大会でした。
    大本命で迎えた初戦のクロアチア。オウンゴールで先制されるも、エースの一撃で同点。不思議なジャッジありとはいえ、3-1の開幕勝利。2戦目メキシコは、ロンドン五輪の因縁絡めて、0-0ドロー。Gkオチョアの活躍が敵ながら天晴。3戦目カメルーンは、敵の内紛を尻目に快勝して決勝Tへ。
    ラウンド16.
    大会屈指の好チームチリ相手に、PKまでもつれこむ接戦。J・セザールがヒーロー。
    準々決勝も、今大会の白眉のロドリゲス擁するコロンビア。きっちり封じ込めて2-1勝利。
    次なる相手は、ドイツ。ここで、大会屈指の名勝負演じて、決勝は最大のライバルアルゼンチンとの試合、というのが完璧なストーリーというものなんですが。
    結末はご存知のとおり。

    いや、1-7で負けるとは。エースとキャプテン欠いただけで、並みのチームになってしまいました。ネイマールという才能が、今回のブラジルの全てだったのかな、と思います。

    今大会で目立ったのはGKの活躍。ノイヤーを筆頭に、勝ち上がってきた各チームすばらしい出来栄えでした。その中でも、別物だったのがノイヤー。
    彼が新しいGKモデルになるんでしょうけど、いやいや。CBかリベロのような守備のフォロー。もう、足下上手いなんて、当たり前ですね。
    長らくブッフォン・ツエフ・カシージャス3強の序列も、ノイヤー1人勝ちです。

    日本代表は、なんの爪あとも残せず去ることになりました。
    『日本人は、フットボール・ソサエティの永遠のお客さんだろう。だが、わたしはそれで一向に構わない。なにしろw杯は、お客さんが消えてからが俄然面白いのである。』
    奥田英朗のコラムの最後。
    皮肉利かせていて、なんともよい。
    いつの日か、お客さんでなく主役になれますように。

  • 2014/7/24 近所のコンビニで購入。
    2014/7/27〜8/1

    日本代表選手達の振り返り記事が良かった。次の監督がアギレ氏に決まったが、十分な反省無く、最初から決め打ち的であったようなので、ちょっと不安。
    ロシアに向けて頑張って欲しい。

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