デッドエンドの思い出

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  • 文藝春秋 (2003年7月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163220109

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デッドエンドの思い出の感想・レビュー・書評

  • 2017年2月10日読了。
    どの物語も苦しかったけど、ちゃんとあたたかみがあった。ドラえもんの話は、本当に同意する。

  • 決められた将来にたいする思い、将来結婚することになる、岩倉くんの家にいる幽霊の夫婦。

    社食に毒をもられ、一命はとりとめたものの、
    それを機に自分の両親について思ったこと。

    優しかったまことくんの悲しい一生と、
    短いながらも彼と一緒に過ごせた濃厚だった思い出。

    鈍感なのか、もしくは悟りの境地に達するともちゃんが好きになった人。

    婚約していた人に裏切られ、
    傷心のミミが西山くんと接していくうちに
    自分を取り戻していくまで。

    西山くんが言う「モノの見方がパターン化している人」っていうのが、ほほうって感じ。

    著者特有の、
    目に見えない巡り合わせみたいなものの積み重ね的な感じ
    ときどき心に染みて、ときどきイライラする。

    デットエンド、吐き出して浄化、だね。

  • 読んでいて切なくなるけれど坦々としていて冷静でもいられる。

    C0093

  • 今の気持ちにぴったりはまる小説を読めて嬉しい。全然泣くシーンなんかないのにボロ泣きしてしまった...情緒不安定なのかな...。「幽霊の家」も「おかあさーん!」も読んだことがあるような気がしたんだけどセンターの問題集かなにかに載っていた気がする。
    「幽霊の家」が一番好きなんだけど、こういうふうにじゃんじゃん本を読んで理想の恋愛の形ばかりが積み上がっていくからいつまで経っても彼氏できないのかな...と思ってしまう。理想ばかりが高くなる...。

  • 平成28年9月25日読了

  • 切ない別れを著者独特のタッチで描く短編集。

  • どの短編もすごく好きでした。読み終わった後、すぐにもう一度読み返したくなるくらい好きでした(すぐに読み返しました)。
    個人的には幽霊の家が一番好きで、岩倉くんの素朴さがロールケーキと似合っていていいなって思いました。ひとときの2人の恋だけれど、共有したものを大事にして、それぞれ少し大きくなってまた再会するのが良かった。

  • 短篇集。ゆっくりとしたストーリーだった。
    スラスラ読めたけど心は揺さぶられず・・・

  • よしもとばなな作品にはまったのはいつだっけ?
    かなり好きな作品集です。
    悲しい話だったりするけれど、どこか前を向いていて私は好き。表題作が一番お気に入りです。

  • 筆者曰く、「なにひとつ自分の身に起きたことなんか書いていないのに、なぜか、これまで書いたもののなかでいちばん私小説的な小説ばかり」の短編集。

    表題作である『デッドエンドの思い出』のきらきらと美しい刹那の雰囲気がお気に入り。

    <収録作品>
    幽霊の家/「おかあさーん!」/あったかくなんかない/ともちゃんの幸せ/デッドエンドの思い出

  • よしもとばななさんは、「キッチン」が出版された当時に読んで以来。「キッチン」の記憶はほぼないけれど、こちらは、とにかく良かった!別れがあり、辛い過去や現在がある。でも、どこかに待っていてくれている場所や人がいる。素晴らしい出会いがある。ふんわりとして暖かい5つの短編集です。こういう本、大好きです。

  •  久々に文学作品を読んでみました。
    よしもとばななさんの作品は、海外にも翻訳され出版されているようで、あるスペインの方に勧められて読みました。

     ほんのり甘い男女の恋のストーリです。
    どろどろした関係でもなく、日常にありそうな内容なので、すっと内容が入ってくる感じでした。
    「幽霊の家」「おかあさーん!」「あったかくなんかない」「ともちゃんの幸せ」「デッドエンドの思い出」の5つが書かれています。

     難しい表現や、難しい漢字はあまり使用されていないので、読みやすかったです。
    なんだか、どこか懐かしい雰囲気を感じられる話ばかりで、読むことで心がほっとします。
    毎日、仕事や学校、家事などで忙しい方におすすめしたいです。
    ちょこっと読んでみませんか?

  • よしもとばななを読むとたいてい、私には合わないけど上手いなぁ、と思う。
    スピリチュアルな方へ行くので、そういった感じを持ち合わせていない私は取り残されてしまうので、合わない。
    でも上手いのは間違いない。
    今回もそうだった。
    好みではないけれど上手いと思わせるのは、好みで上手いと思わせるより難しいと思うので、多くのファンがいるのも納得する。

  • 昔読んだときは、なんだかもっと絶望的な気持ちになったような気がしていたけど。
    読まなきゃよかったとさえ思った気がしたけど。
    あらためて読んでみたら、むしろどこか心が温かくなるような、
    まさに「最低な状況の中にも最高に幸せな瞬間がある」んだと感じられるような、
    そんな物語だった。
    私が変化したのかな。

    よしもとばななの物語の主人公たちは
    みんな、自分のことをよく見ているしよく観察していてよくつかんでいる。
    そうして自分のことをわかったつもりになっているところ、
    よくも悪くも共感できる。

  • 表題作と幽霊の家が良かった。当たり前のことを言っているのに、生きる勇気をくれる。得体の知れないこれからに立ち向かうための、程よい力の抜き方を。ほどよい悲しみの仕方を。

    2015.3.12

  • 自分の生活の中でも、一瞬一瞬細やかな感情が湧いていることを思い出させてくれる本。さらさらと読みやすい。

  • ほんわかする話

  • ブックオフで100円だったのでジャケ買い。実はキッチンぐらいしか読んだことがなく、なんとなく優等生なイメージがあり避けていた作者。
    けっこうエッチい描写もするんだなぁと気に入りました(笑)
    幽霊の家が一番好きでした。最初を超えることはないのよ、そうなのよ。
    短編じゃなく、他の作品も読んでみたいと思います。

  • 切なくて苦しくて辛いけれど、一粒だけ幸せを与えてくれる短編集です
    幸せを見失った時にオススメ

  • 少し前に観たグレーテルのかまどの「よしもとばななのロールケーキ」の題材がこの小説に収録されている「幽霊の家」で、懐かしいと思って10年ぶりに本棚から出して読んでみました。

    よしもとばななさんの小説に出てくる登場人物って、普通の人に見えるし実際普通の生活を送っているのだけど実は過去に特殊な経験をしているっていうパターンがけっこうあって、その悟りを開いたかのような人物に傷ついた主人公が癒されていくお話が多いと思う。
    それで、それを読んでいる自分もいつの間にか癒されている。意識していなかった過去の傷に優しく触れられているような。

    失恋だとか、人との関係で傷ついたりして、でもその傷を癒してくれるのもまた人だったりする。
    描かれているのはそういう普遍的なことだけど、何が自分にとっての幸せなのかを考えたり気づいたりするのって、傷や挫折から再生するときなんだなと改めて思った。普遍的だからこそ、そう思えたのかもしれない。

    自分が深く傷ついたとき、自暴自棄になって自分を大切にしていなかったかもしれない、という過去の経験があるのだけど、その頃のことを思ったとき、無理に自分を動かしたところで傷が癒えるわけもなくて、時には思い切り弱音を吐いて休むことも必要なのだと、この本を読んで思った。
    忘れて乗り越えたつもりでいても、実はずっと引っかかってることも、たくさんあるのだと思う。
    そういう様々なことが、人との出逢いでふっと解ける瞬間があって、この小説にはそういったことが描かれている。

    時を置いての再読はやはりいいものだと思いました。
    10年前の私は、どんな風にこの小説を読んだのだろう。

  • どの主人公にも好感が持てます
    自分にはない分憧れたり
    後味さわやかでした

  • 友達にかしたら新品が帰ってきた

  • 悲しい設定なのに、温かな心地もするし、生きていくにあたって大切なこともたくさん学べる。

    昔は漫然と読んでいたけど、あらためて読むと、人生をていねいに生きていくのにすごく役立つ教科書みたい。

    書影は私的に、この作品のがいちばん好き!!

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デッドエンドの思い出の作品紹介

人の心の中にはどれだけの宝物が眠っているのだろうか-。つらくて、切なくても、時の流れのなかでいきいきと輝いてくる一瞬を鮮やかに描いた5つのラブストーリー。

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