六月六日生まれの天使

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 95
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163240107

作品紹介・あらすじ

目覚めたとき、女は記憶を失っていた。私はいったい誰なのか!?ベッドの隣には裸の男。その顔には不気味なゴム製の仮面が…男はいったい誰なのか!?真夏だと思っていたら外は雪。そして、初老のサンタクロースが追いかけてきた。いったい何が起きているのか-。

感想・レビュー・書評

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  • 目覚めたとき、女は記憶を失っていた。
    私はいったい誰なのか!?
    ベッドの隣には裸の男。
    その顔には不気味なゴム製の仮面が…男はいったい誰なのか!?
    真夏だと思っていたら外は雪。
    そして、初老のサンタクロースが追いかけてきた。
    いったい何が起きているのか―。
    (アマゾンより引用)

    う~ん、まぁ、面白かったよ。
    んでも、最後のほうが何となくよく分からんやった。

    「…え!?どういうコト!?」
    みたいな終わり方。

    誰か知ってる人いたら解説お願いします(*^人^*)

  • いわゆる叙述トリックってあんまし面白いと思わないんだよね。
    で、記憶喪失、ヤクザとくれば……。
    好きでない分野が大集合していてちっとも面白くない。

    内容としても特に見どころがあるわけじゃない。記憶喪失の女性が短期記憶しか持てないヒットマンといちゃつくそれだけの話としか言いようがない。

    分厚い割に文章が読み易いから二時間ぐらいで読み終えるのがいいところか。

  • エロ本(笑)もう一回読まないと内容は理解できない。第一の辻好江の本名は野本友希。ここまで読み込むとちょっとおもろい。

  • 特になし。
    帯に惹かれて購入したけれど、本を買う時はもっと考える様にしよう。

  • いまいち。

  • クリスマスイブにセックスしていて記憶喪失した女が自分の記憶を取り戻す話。12月24日の6,7時間の出来事。本格ミステリとは言えないのではないか?セックスの描写がいっぱい。

  • 落語ミステリーの軽快なイメージが強かったので、全く違っていてビックリ!
    記憶喪失の人間とつきあっているのに、自分もちょっとしたきっかけで記憶がなくなるとかなり混乱しそう。

  • 本屋さんで文庫が平積みされておすすめのポップが置かれていたから図書館で借りて読んでみた。
    ・・。あの本屋さんは信用しない。
    やくざと女と記憶障害の話。
    分類がミステリーに入れていいものか悩む。

  • 「前向性健忘」「記憶障害」などの症状をメインに据えたミステリー。 「記憶」が揺らぐので、何がホントで何が間違いなのかがぐるんぐるんに分からなくなる…。すごく作り込まれた作品だろうことは分かった。でも、(一気に読まなかったこともあって)何が何だか分からなくなってしまった。結果「?」で終わってしまった。読みなおすとスッキリするのかも知れない。

  • 記憶ネタミステリ、かな。なんせ主人公が記憶喪失というだけに、物語がいったいどう転がるのかとはらはらさせられる。そして複雑に絡み合う物語に、見えそうで見えない関わり。迫力のあるサスペンスが大きな魅力。
    後半になると仕掛けはなんとなく読めてくるけれど、それまでは完全に騙されてたなあ。慌てて読み返すと……なるほど、巧く誘導されていたわ。ものすごいサプライズというものはなかったけれど、すとんと納得できる作品。ただしあのラストは、なんとなくショック。

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著者プロフィール

愛川晶
一九五七年福島市生まれ。九四年『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞。トリッキーな本格ミステリーを基調としながら、サイコサスペンス、ユーモアミステリー、人情ミステリーと幅広く活躍。主な作品に『六月六日生まれの天使』『ヘルたん』『再雇用されたら一カ月で地獄に堕とされました』。落語ミステリーでは、『道具屋殺人事件』『芝浜謎噺』など「神田紅梅亭寄席物帳」シリーズ、『神楽坂謎ばなし』など「神楽坂倶楽部」シリーズ、『高座のホームズ』など「昭和稲荷町らくご探偵」シリーズがある。『太神楽 寄席とともに歩む日本の芸能の原点』(鏡味仙三郎著)では編者を務めた。

「2023年 『落語刑事サダキチ 泥棒と所帯をもった女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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