強運の持ち主

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 458
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163249001

感想・レビュー・書評

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  •  主人公はインチキ占い師?
    そもそも占い師に本物もインチキもあるのか分からないけど、占いの技術よりも相手の欲しい答えを伝えて、背中を押してあげられるかどうかが大事みたい。

     強運の持ち主、終わりが見える大学生、占いのお客さん達、新たに雇ったアシスタントとの日々の中で身近な幸せに気付くお話。

     瀬尾さんの本は好きで何冊か読んだけど、この本は穏やか過ぎて少し退屈に思えたかも?母の繁忙期、夏休み中だからかな?

  • いっきに読み終えた。深く考えずなにか事件が起きるわけでもなく平和なかんじ。

  • 占い師の人の話だとは思わなくて、読んで少し驚きました。やっぱり占いは娯楽なのかな、と。自分の直感で生きていくのがいいのかもしれません。

  • 占い師のお話。私自身は占いは基本信じません。イベントのノリで京都の「⭕⭕の母」的な人の所には行きましたが、何て言われたか覚えてません。ルイーズも職業的占い師で、どうとでも捉えられることをうまーく伝えている。でも、それによって変わる人生もあれば、解決する事もあって、占いのおかげ、というよりは誰かに話してみるのも悪くない、と思える内容でした。恋人については占いより直感…笑。そりゃそうでしょうね♪

  • 占い師とお客さんとの関係はまぁまぁ楽しめたんだけど、縦軸である主人公と恋人との関係にももう少し『何かが』ほしかった。彼氏がいい人すぎて現実味がない。もう少し人間的な絡みもほしかった。

  • やっぱり占い師の印象って、こうだよね!?
    お父さんと少年の話、最後が見える「彼」のお話・・・は覚えているけど、他の話ってあまり印象になくて。
    最近読み終わったばかりなのに。
    「強運の持ち主」ってタイトルだけど、何につながっているのか分からず。フツーが一番最強ってこと?
    ん~・・・。

  • 瀬尾さんの話3冊目。

  • 半年でOLを辞め占い師になったルイーズ吉田の四つの物語。「ニベア」「ファミリーセンター」「おしまい予言」「強運の持ち主」

  • やっぱり、うーん。
    ほんわか系なのはいいんだが、浅い・・。

  • 2007/4/1

    最初のお話のニベアが好き。
    ほほえましいから。

    転職相談の話が今の自分にぴったりだった。
    自分のことなのに分からない・・・
    私も結論を出せずにいる・・

著者プロフィール

1974年大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年『卵の緒』で「坊っちゃん文学賞大賞」を受賞。翌年、単行本『卵の緒』で作家デビューする。05年『幸福な食卓』で「吉川英治文学新人賞」、08年『戸村飯店 青春100連発』で「坪田譲治文学賞」、19年『そして、バトンは渡された』で「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『あと少し、もう少し』『春、戻る』『傑作はまだ』『夜明けのすべて』『その扉をたたく音』『夏の体温』等がある。

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