- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163257006
感想・レビュー・書評
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パパ友の小説は初めて読んだので、新鮮でした。
子どもと遊ぶ様子が目に浮かぶシーンが多くて、自分が子育てをしていた頃を思い出し温かい気持ちになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
育児に関わるパパたちの話。
キャリア志向で収入も高い妻たちは意気軒高だ。夫たる自分が担う育児の負担は大きい。子供は可愛いけれど、でも・・・なにか違うのではないか。
共働きなのだから家事・育児の負担は二人で担うべき。
一方の負担が大きくなれば、それは不満になる。夫たちの心理はよく理解できる。 -
FJ の安藤さんに薦められて詠みました。読み終わった後、ほっこりする、そんな本でした。パパの育児奮闘記なんですが、がんばりすぎず、悩んだり、迷ったり、とても日常が表現されていて、生々しい。
2007年の本だけど、時代はだいぶおいついてきたのかな。最後の授かったシーンの パパ友の言葉が印象的。「でも、うらやましいなぁ。またゼロから楽しめるんだものなあ。きっと生活変わりますよ」 -
川端裕人『桜川ピクニック』読了。育メン・父と子のストーリーというよりも、子育て中の父親と社会の関係と、諸手を挙げて子育て一辺に傾倒できない父親の微妙な心理を描いている。今の時代、こういう心理って男女を逆にしても当てはまるところは多いんでないかな。
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育児に奮闘するお父さんたちを描いた連作短編集。
共働き夫婦で、どちらかというと妻の方が外でバリバリ働き、時間に余裕があったり融通がきく仕事をしている夫の方が子どもの面倒を多くみているという、そういう家族の話。
ああわかるわかる、そうなんだよ!と大声で言いたくなった。あまりに自分の感情とリンクするので読むのが辛いと思うくらいに。
私自身、子どもがまだ小さかった頃、自宅で仕事をしながら子どもの面倒をみていて。家事も育児も仕事も、細切れになった時間をやりくりしながらこなすしかなく、悶々と過ごしてた。まさに「吠えたい」日々。(私は妻だけどね)
そういう子どもを育てていく日々の葛藤がリアルに描かれているんだけどな。これ共感できる人は少ないのかな。それも寂しい。 -
育児に関わる父親の目線で世界を切り取った短篇集。こういうの、普通んなんですかね?「その日のまえに」(重松清)とか、「死神の精度」(伊坂幸太郎)とかを思い出しました。
切り取られてきた物語は悪くなかった。伊坂幸太郎よりは重松清に近い感じを受けました。 -
子育てパパ奮闘。
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子育てパパ達の苦悩。
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2009.8.15
子育てに奮闘するお父さんが主人公の短編集。
少子化対策とか、子育て支援とか言って、お金をばらまく政治家に
読んでもらったらいいかも。
こういうお父さんお母さんたちが会社で偉くなる頃には、少しは
社会が変わるといいなぁ〜
偉くなれなかったら、それはそれで大問題だなぁ〜