武士道シックスティーン

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163261607

感想・レビュー・書評

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  • 剣道に打ち込む女子高生の物語。友情あり、挫折あり、ライバルあり、成長ありの爽やかなジュベナイル文学の傑作でございます。

  •  対照的なライバル同士の青春小説。結構ベタだけれど、それがいいときもある。

  • 面白かったな。
    剣道、見てみたいって思った。

    最初は香織と早苗が極端で
    いや、極端なのは香織だけか…
    ちょっとなんかなぁって思ったけど
    終わりの方は、好きやなぁ。

    表紙も好き。
    著者プロフィールの
    本書は著者初の人が一人も死なない…って紹介がウケる。

  • グロい警察小説とは対照的な学園スポ根小説。剣道以外のやり取りが面白いので未経験者でも読めるとは思うが,経験者だと楽しさは倍増する。映画も見たくなった。

  • 映画同様、爽快な小説。口語的な書きぶりが高校生の心情そのもので、気持ちよかった。セブンティーンは続編なのかな?とりあえず図書館で返却待ち。

  • 誉田作品っぽくない題材ですが、やっぱりキャラが素晴らしい。
    二人を見てると、青春って良いな、剣道って良いなと感動っ!
    子供に剣道をやらせたいと言いだして、嫁に即 却下されました。
    武士道シリーズは、これが一押し!!

  • 今月の11冊目。今年の56冊目。

    誉田氏初。ミステリの方は読んだことがないのですが、たまたまこれが目にとまったので、読むことに。うーん、面白かったですけど、最後の方がしっくりこないというか、いや、普通に武士道って良いなーって思ったんですけど、ちょっと展開が早かったような気がします。セブンディーンも読みたいね。

  • 極端な女の子が出てくるなあと最初はびっくり。
    非現実的だと思いましたが、途中から引き込まれた。

    つらいけど、楽しくて仕方がない瞬間があるのなら、
    どれだけ辞めたくてもやるしかない。
    この二人がこれからどう成長するのか楽しみで仕方ない。

  • "ようするにチャンバラダンスなんだよ、お前の剣道は"
    "兵法がどうたらこうたら、時代錯誤もいいとこだっつーの"

    小さなころから敵を斬ることだけを考えてきた剣道エリートの香織と、日本舞踊から中学生の時に転身、勝ち負けよりも剣道が好きな早苗。
    市民大会で偶然対戦し、勝ってしまった早苗を狙って香織は彼女が進学する高校へ。
    相反する二人は好敵手になれるのか?

    先日アンソロジーで知った誉田哲也さんの作品を読んでみました。
    非常に素直なストーリーで、二人の心理描写が巧みな作品でした。
    高校生の部活動で、性格の違う二人を中心に描いているので、剣道を知らなくてもその場の情景が浮かびやすく、二人の葛藤に読んでいるとついついはまってしまいます。

    これはTVドラマ向きの話やな……なんて思っていたら、やっぱり2010年に成海璃子さんと北乃きいさんで映画化されてたんですね。
    そっちも見てみようかなぁ。

  • ベタベタだけどおもしろかった。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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