武士道シックスティーン

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 488
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163261607

感想・レビュー・書評

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  • この作者はすごいなと思う。
    これだけを読んでも、ああ面白い小説だったという印象しかないかも知れないが、まったくジャンルが違うものをすべて非常に深く、臨場感をもって描けるのは几帳面で綿密な取材によるものなのだろうな。
    単純に作品としても十分楽しめた。
    映画化もされたが、どう考えても原作の方がかなりいいと思う。

  • 娘が楽しそうに読んでいて、DVDも借りてきて見たら、本のほうがもっと面白いよ~、というので、拝借して読んでみました。
    確かに、面白い~!
    剣道って今まで全然興味なかったけど、武道って精神的な部分も大切なんだな、と、感じました。
    何かに打ち込む青春、懐かしい。
    すぐに続きを読もうと思います。

  • 女子高校生の剣道部物語。

    青春部活モノで、剣道を知らなくても興味を持って読める。

    人により部活への向き合い方は違うのはこの本の通りだと思う。

    それが武道なら、さらに違いは大きいだろうと想像もできる。

    違いの大きい二人の主人公の語らいて進むストーリーが青春モノらしくて、スイスイ読み進みました。

    続きがあるらしいので、楽しみですね。

  • 新刊が出たので読了。面白い。セブンティーン楽しみ。「目の前に立ちはだかる物全てを打ち倒し、ふみつけ、その頂点に君臨しろ。それがお前の選んだ道だろう。お前の人生だろう」「それが好きだっていう気持ちを、自分の中に確かめるんだ。スキだっていう気持ちと、勝負の不安を天秤にかけるんだ。」

  • いやー、面白かった。さわやかな青春もの。ドラマチックな展開はないけど安心して読める楽しさがありました。これは続編も読まずにはいられませんな。

  • 熱いけど爽やかな、そういう感じがすごくいい!
    一気に読みきってしまってすごく心地よい。
    早苗と香織の関係いいなあ、最後の展開は「えー!」という感じだったけどそれでもセブンティーン、エイティーンとまだ続くと思うと自然と笑みが出てきてしまう。
    読む年令が違えば感じることも違うだろうが、香織の兄が父親のことを香織に話す場面はやはり父の気持ちに重ねて熱くなる。
    誉田さんこういうの書くのか、この作品まったく知らなくてびっくり。

  • 剣道部の青春!
    自分の現役時代にこの小説があったらなー。

  • 剣道をやっていたので、かなり引き込まれました。
    部活っていいですね(笑)

  • べったべたの青春ストーリーを読んで、目頭が熱くなるのを通り越し、普通に頬が濡れたのは初めてです。爽やかだし、潔いし、清々しいし。友人や家族、先生や部活の間で生まれる楽しみ、喜び、葛藤がどんどん胸の芯まで染み込んできました。最初は馴染めなかった香織の口調も慣れてくれば心地よいし、早苗と話すなかで少しずつ高校生らしさが覗きだせば、それはそれでにんまりしてしまう♪早苗も香織も出会うべくして出会った友人…っていうかあえての好敵手。それぞれの家族関係も整い出して、さてこれから…って所なのに!!続き読みます。

  • 青春かな

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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