武士道シックスティーン

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163261607

感想・レビュー・書評

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  • 剣道を勉強しました。甲本さん、優しい人
    結婚すると、怖そう?

  • また16歳に戻って剣道したくなる一冊。あのときあんなだったな〜、とか思いながらも気付いたら登場人物を応援してる。

  • 面白くて止められず朝を迎えてしまいました。

    王道の好敵手とスポーツもので展開は読めてしまうのだけど、香織と早苗の対象的であり相似しているキャラが生き生きしていてまるで青春のシャワーを浴びているみたいでした。

    剣道がなぜ柔道や相撲みたいに注目されないのか不思議。これを幾に剣道だけじゃなく日本文化に目を向けてみよ。

  • タイプの違う二人の剣士が主人公。面白かった!誉田哲也は『ストロベリー・ナイト』が合わなくて敬遠してたんだけど、これは読んでよかった!スポーツものはまっすぐで、登場人物たちがキラキラしていていいよね。磯山と西荻あらため甲本の再戦を期待しつつセブンティーンに進みます。2011/312

  • 青春まっしぐら!
    爽快で、かっこいい少女たちに完全にハマった

  • 誉田哲也さんの本を初めて読みました。
    剣道、青春物語~!!
    面白かったです。
    でも、私が知ってる誉田哲也さんと言えば…『ストロベリーナイト』
    といてもTVドラマを見ただけですが。
    同じ人よねぇ。。。と思っていたら、著者プロフィールに書いてありました。
    「本書は著者初の、人が一人も死なない青春エンターテイメント」って。
    納得です^^

  • とにかく面白いの一言。主人公二人のキャラも良いし、誉田さんの文章の軽快さも良い。剣道の知識ゼロでも充分楽しめる。

  • 性格が正反対の磯山と西荻。2人の青春スポ根物語。
    剣道は勝つか負けるかだと勝負論を掲げる磯山と、自分の成長こそが剣道をする目的だと言う西荻。
    最初は磯山のキャラがキツくて読んでいてしんどかった。こんな女子高生おるか〜!?って感じで。
    しかし、真逆な2人がお互いを知り、認めあうことで成長していく姿はよかったです。
    涙あり笑いあり、これぞ青春!…な、スポ根小説です(笑)

  • おおお、面白かった。もっとスポーツくさいものかとおもってたけれど、心理描写が丁寧でなかなか切なかった。剣道だから男かとおもってたら女子高生!序盤は、早苗の性格も香織の性格もどっちもうっとうしくてうんざりしたけれど、色んなことが起きて、だんだん親しみがわいてきたあたりがリアルなクラスメイトへの思いに近くて、意図してたのかどうかわからないけど、個人の描き方うまいなあっておもった。 著者紹介のところに「著者初の人が死なない青春エンターテインメントである」って書いてあってわらった。

  • 幼い頃から何の疑いも持たずに剣道=勝つこと、と思い込んできた香織、その香織を試合で破ったとはいえ、勝ち負けとは違う何かを求めて剣道を始めた早苗。この二人の対照的な性格や剣道との向き合い方、それぞれに好感がもてる。
    「好きなことなら続ければいい。何か好きだと思えるものを持っていることは幸せなこと」ということを彼女たちに伝えてくれたそれぞれの家族も素晴らしい。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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