- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163261607
感想・レビュー・書評
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武士道16,17,18、3部作です。
実在する神奈川県の剣道の強豪校がモデル。
娘があこがれてやまない高校です。
試合会場や大会など、すべて実在しているので、
とってもリアル。
だからかな、臨場感がある。
剣道を通して成長していく若者がキラキラして
さわやか。
剣道経験がある人が読めば、一層面白いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
柔と剛、相反するふたりの女剣士のはなし。
単行本のしおりの紐は剣道のたすきみたいに「赤と白」の2本がついてて
粋だなぁ・・と。
昔剣道やってたから、ちょっと懐かしい思いに浸りながらぐいぐい読んだ。 -
いいですね~
二人の全く違ったスタイル。
「斬るか斬られるか。」香織と
「楽観的不動心で長く大きく構える。」早苗の二人が
剣道を真剣に取り組んでいく中の心の成長。
素晴らしいですね。後半は、数々の共感シーンや
熱くなる感動シーンでヒートアップしました!
面白かったです、剣道については無知のわたくしですけど。
次のセブンティーンも期待して読んで行きたいです。 -
剣道に夢中な香織と早苗のお話。
香織は武士道を地でいく、本当の武士のような
融通の利かない女の子。早苗は今時ののんびりや
ながらも芯の通っている女の子。
2人がぶつかり合いながら剣の道(剣道の道)を
極めていくお話。軽く読める。すっきり爽快。
でも繰り返し読む本ではないな。 -
勝つことが一番で、幼い頃から剣道のエリートとして育った磯山香織。
楽しむことが一番で、日本舞踊から転身し、中学から剣道を始めた西荻早苗。
正反対の二人の女子高生が好敵手として切磋琢磨しながら成長していく青春スポコン小説。
剣道のルールなんてほとんど知らないし、あっと驚くようなどんでん返しがあったわけでもない。
それでも私はこういうストレートな青春物に滅法弱いです。
不覚にも電車の中で涙してしまった。
青春時代って人が一番キラキラしている時期なんじゃないかと思う。
まっすぐで、不器用で、それでいて無鉄砲。
実際に過ごしているときには当たり前でなんのありがたみも感じないけど、思い返してみて初めてそれが本当に大切な時間だったと気づく。
なぜ剣道を続けるのか?
悩みながら二人なりに見つけた答えは、すごく単純だったけど、私に足りなかった何かを思い出させてくれた気がした。
映画も観たくなったっ!! -
勝つことこそ全て!全中2位の実力を持つストイック系武蔵おたくの磯山。
日舞からの転向組、自分が納得いく剣道をやれれば満足な、のほほん癒し系の早苗。
剣道という道を共に歩む、二人の16歳の物語。
この本を読んでいる間は、自分も東松学園女子剣道部の一員になって、一緒に部活動やってる気分に浸れました。
って、剣道やったことないけどさ。
でも何かに打ち込む姿って、やっぱり素晴らしいなぁ。
一章ごとに、磯山と早苗とで視点が変わるのも良い趣向でした。
ラストもさわやかでよいですね♪
「大きな拍手を浴びながら、互いに構え、剣先を向け会う。
この場所で再びめぐり合い、この相手と戦う、喜び。
最高の舞台で迎えた、最高の相手。
この時代を共に生きる、二人といない、好敵手。
さあ、始めよう。
わたしたちの戦いを。私たちの時代を・・・。」 -
YAって言って言っても通用します。剣道なんてまったくの門外漢だけど、青春モノ。
続きが出たそうな、早速読まねば! -
誉田哲也さんの作品が好きなので、内容忘れた頃にいつも読み返してます。
香織のキャラがたちすぎな気もしますが、
読みやすく、1日で読めちゃうと思います。
シリーズものになってますし、
次のセブンティーンもGW中に読んじゃお。 -
誉田さんの本は、好きでよく読むのですが、「武士道」もおもしろかったです。青春、剣道にスポットライトをあてて書いてある作品、主人公のピュアさがとてもよくえがかれていると感じました