| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
続きが知りたくて、一気読みでした。
茜の要素を持った子は、たくさんいると思いました。
私の姉妹関係も茜に似ているし。
『模倣犯』事件から9年後、事件のショックから立ち直れずにいるフリーライター・前畑滋子のもとに、萩谷敏子という女性が現れることから物語は始まる。
『模倣犯』を読んでから4・5年経っていた為、内容をかなり忘れてしまっていて、ポツポツ出てくる部分を読んでは、「あぁ。そうだった、そうだった」と思い出しながら読んでいた。なので、もう一度、『模倣犯』が読みたくなった。
宮部みゆきさんの超能力を扱った作品は前にも何冊か読んでいて好きだったのだけれど、久々に読んで、やっぱり好きだと思った。
物語は、実の親が実の子を殺した真相を突き止めるという重い内容で、最後までこの事件に関しては救いがない感じで終わってしまうのだけれど、人間味溢れる登場人物たちが周りにいることで、物語が重たくなりすぎずにバランスが保たれている。
最後、萩谷敏子さんに明るい未来が見えて終わったのも良かった。
長かった・・・が内容的にはそこそこ満足できる作品であった。
主人公である前畑滋子が、犯罪そのものよりも、周りの加害者・被害者についての心境を中心に描きだしている作品のように感じた。
(宮部作品とはこんな感じの作品が多いのだろうか?)
正直「名もなき毒」しかまだ読んだことがないのだが・・・
しかし、後半部分での物語の急展開、結末と夢中になることは出来た。
他の宮部作品も読んでみたい。
表紙すごいな。タオルマリア様。まさに本作の象徴。
模倣犯の内容を結構忘れていた…。
結構面白かったけど、ちょっと感傷的に過ぎる。
下巻もさらっと読めました。
ボリュームの割に物足りなかった。
もうちょっと話を凝縮できるんじゃ。
上巻で出てきたエピソードが
下巻ではまったく出てこなかったり。
全てがバシッとつながるわけではないな。
一つだった謎にもう一つの謎が加わり真相が大変気になった。うちも2人姉妹だから長女を茜のようにしないように気をつけなくては。
模倣犯も、楽園の上巻も非常に楽しく読み進めていただけに、
下巻で盛り上がるとこなくゆっくり失速したように感じて
勝手にガッカリ。
前畑滋子が各方面からの情報と協力を得て取材を続けていくうち次々に事実が明らかになり事件の真相が・・土井崎夫妻の16年間の苦悩、その裏には不良少年の強請があった。
作中、前畑滋子の9年前の話しが出てくるが「模倣犯」を読まなくては。
下巻は「母親」や「教育者」のそれぞれの人物像の描写に引きつけられたのは、私が母親だからかな。子どもがどんどん悪に染まっていく。どうしようもできない時、親としてどう責任を取れるのだろう…。「模倣犯」同様、読み終わった後にスッキリしない(させない)作品です。
みなさんが書いているように、模倣犯の続編というよりスピンオフ。例のごとく最後は突っ走り過ぎじゃない?とは思うが、それでも一気に読ませられた。
一気に読みきってしまった。模倣犯から9年後の前畑滋子を主人公とした物語。言うまでもなく模倣犯を読んだ後の方が楽しめます。微妙に9年前の山荘事件が絡んできてるけど、どういう風に絡んだのかは読者の推測にお任せ的なところは宮部作品っぽくてイイ。広げた風呂敷をあえて綺麗には畳まない所がたまらない。
昔の事件と、今の事件のつながりが出てきて、先が気になって気になって仕方ない。
どうしようもない事件と、どうしようもないワル(16年ぶりに遺体が見つかった姉も)の存在で、救いようのない気持ちになるんだけど、最後の敏子さんのエピソードがそれらを浄化させるような、そんな感覚が。
こういう展開はうまいなあ…と思う以前に、ボロボロ泣いた。
宮部みゆきが描く人って(犯人は別として)、やさしさが感じられる。主人公の夫がいい。
答えの出しにくい難問。身内にどうしようもない奴がいたら?ほんと、どうしたらいいんだろう。敏子さんと等君の作り出す空気。素朴で当たり前だった幸福の形。ラストはここまで「能力」頼りになってしまうとは思わなかった。敏子さん大活躍だなぁ。時に傲慢にも見えるけれど、時々酔っぱらったり甘えたりでぐずぐずになってしまう滋子さんの人間味が好き。よく出来た旦那をお持ちだ、まったく。
人生の苦しみの中にもそれぞれの楽園を求め得ていく。下巻では、上巻での謎が次々と溶けていく筋なのだが、締めくくりは明るいようで湿っぽい余韻が残る。11.6.25
いわゆる超能力を扱った作品としては、地味地味です。小説の展開を担う前田女史が、慎重で自重的で誠実なので。でも、それが罠で、逆にこれを読んでいると少年の特殊能力をとてもリアルに信じられてしまいました。とても良い作品でした。でも、つい、かの大大大傑作の模倣犯と比べてしまう。
あの「模倣犯」から9年後の前畑滋子。良かったなー。「模倣犯」読み直したいですねー。映画もみたいかなー。いやはや、良かった。読み応えといい、読後感といい、素晴らしいな。
最近2011年久々のヒット。
なんといっても敏子の母親像と、事件に対しての純粋な好奇心を持つ主人公の描写が素晴らしかった。母親となっている私も、読み終わった後、色々と考えさせられる。上では、敏子の子供を知れば知るほど、主人公と同じペースで情が湧いていき、下では、同じ子供であったはずの容疑者達への言動に心が奪われた。
この人の小説は人間の嫌なところを緩やかに暴き立てるので、読んだあと憂鬱な気持ちにさせられるのですがそれでもやっぱり好きなのです。 ミステリーに超常現象を持ち込むのはどうよ!?とか最初は思っていたのですが、過去の作品にはクロス・ファイアとかあるわけだし、この場合は超常現象はひとつのきっかけに過ぎないので…というか序盤の「これって本当に超常現象?」という疑問に見事に振り回されている自分。 そして今... 続きを読む »
購入者:矢北(2008.2.4) 返却:(2008.2.14)面白かったのですが、前作の「模倣犯」は残念ながら超えられずといったところです。「模倣犯」ってやっぱりすごいなって思いました。でも、「楽園」も確実に“面白い”。ミステリーでありながら、宮部みゆきらしくきちんと“人”が描かれています。 貸出:油谷(2010.1.26)返却(2010.2.3) やはり「模倣犯」は超えられないなと感じた... 続きを読む »

*





