三匹のおっさん

著者 :
  • 文藝春秋
4.09
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本棚登録 : 6134
感想 : 1097
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163280004

感想・レビュー・書評

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  • 何でもっと早くに読まなかったんだろうって思うくらい面白かった
    ドラマも一期から見たかったなー
    有川浩らしく恋愛も入ってるし
    この2人はすごい好き

  • NHKの子ども向けドラマのような趣。
    ベタ甘な恋愛もやっぱり組み込んであるけど、そこはメインではないので、さらりと完読。
    定年後の仲良しのおっさんたちが、町の事件を解決して行くというほのぼのとした話し。
    「はいはい学校」「ゲーセン店長の横領・恐喝」「老年同窓生結婚詐欺」「青少年育成条例違反」題材は身近にありそうなことで面白かった。
    ただ…いくら反抗期だとしても、祖父母に対する態度が悪すぎる。ジーサンとかバーサンとかうるせえ!とか不愉快になるほど不自然。
    若者は両親に対してキツクても、祖父母に対してはある程度の節度はあるものです。
    それから、剣道をしている子ども及び親御さんはもっと礼を知っている。あっさりいなくなったと云うのは、指導者の問題であって、世間の風潮だとか礼儀をしらないとかそのような表現は好ましくない。

  • こんな祖父や父がいたら格好良いんだろうなと思う反面、鬱陶しいかも・・・
    と思う自分に気付く。

    いつもどおりの有川的展開は子供と孫にお任せということで。
    いつもどおり甘い甘い。


    全体的には、軽い感じである。しかしまぁ、現実にもまだまだ若いと感じることのできるお年寄りが増えているのは事実。本当に、老け込んでいるのは、もしかしたら若い世代かもしれない・・・

  • 「実は私ら、地域限定正義の味方なんですよ」(393ページ)

    かつては「三匹の悪ガキ」として町内中に悪名を馳せていた三人。
    定年退職後、こんどは「三匹のおっさん」として勇敢に、そしてハートフルに暗躍する三人のカッコイイおじさんたちの物語り。

  • おっさん頑張れ!おばちゃんも頑張るよ!

  • おっさんが活躍する珍しい小説である 今回は標準語の文体

  • 三度目の正直の有川浩。
    今回は還暦のおじさんが主人公なので、ラブ度はかなり低め。
    まあ、孫同士のラブははいってくるけど、痒くてたまらないという感じはなく。
    最後の最後はかなり痒かったか。
    少女マンガチックで。
    痒いのが基本なかったので、楽しめました。

  • 誰でも楽しく読める娯楽作品ww有川さんの本は先が想像できてしまい深いという感じはないのだが、わかりやすく万人受けするような作品が多い☆相変わらず、恋愛がらみも注入(らぶ注入(笑))ww。まさしく映像化向きな作品であるwwしかし、配役は誰にするか考えるとなかなか、ツワモノそうなキャラの男優さん(定年間際ぐらいの役ができる)っていないなあww長塚京三さんあたりとも思うが少し品が良すぎるのかもww
    ちょっと、軽めに楽しく読書したいかたどうぞ(*^_^*)

  • 町の剣道場の師範で、会社を定年退職した清田清一。

    還暦と言っても自分はまだ「おじいちゃん」になりたくない!!
    縁起ものの赤いちゃんちゃんこを拒み、悪友!?の柔道家で隠居した居酒屋の元亭主シゲさん、機械オタクで娘と二人暮らしのノリさんと一緒に自警団を作り・・・。

    再就職したゲームセンターでの怪しい動きに黙っていられない清一・・・。

    人情コメディ~ですね。
    清一の孫の祐希とノリさんの娘の早苗ちゃん。

    面白かったです。
    「おっさん」という言葉に魅かれて読み始めましたがが、
    清一が退職してからみんなが少しずつ変わっていきます。

    家族、友人のため、そして町のため。

    おっさん、ファイト!!

  • 有川浩にしては珍しく恋愛要素は非常に薄い。ま、タイトルが「三匹のおっさん」だしね。
    あいかわらずキャラものの構成がうまくて、徐々に関係が変化、成長していくのがよくわかる。少年マンガの原作とかも向いてるんでなかろうか。

著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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