祖父が危篤状態だという知らせを受け、洋ははとこの歩美と北海道にむかった。
かつて北海道にいた父は、若き頃に祖父の反対を押し切り関西に渡り、ちゃんとした職につくこともせずに外で女を作り、
やがて息子である洋の前からも姿を消した。
父が行方をくらませてから10年がたった。
息絶えてく祖父のために集まった親類たちや、先祖の故郷である北海道という地が
幼い頃にすごした父との記憶を鮮明によみがえらす。
なかなかおもしろい。
今まで読んでたのが感覚的でふわふわ系だったから
実在する地名とよみがえる記憶が鮮明でずっしりと読むのは遅かったけど、頭に入ってきた。
伊藤たかみって男性なんだよね。最近知った。
みか!も読もうかなぁ)^o^(