まほろ駅前番外地

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4954
感想 : 818
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163286006

感想・レビュー・書評

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  • 多田便利軒よりこちらのほうが私はおもしろかったです。星君がとてもいい味をだしてます。

  • 「長い苦難を越え、かつて子どもだったそのひとは幸せになりました。物語に最後は、そう結ばれるほうがいい。現実には、そんなことはほとんどないとわかってはいるけれど。苦しみが彼を苛むことはもうないと、言いきれるものではないけれど。」(155 ページ)

    まほろ駅前多田便利軒の主人公たちが織りなす番外編。

    物語りのように、苦しむことなく、平和に暮らしているわけではないけれど、それでも男たちは、今日も不器用に精一杯生きていく。

    「凍えた人間をもう一度よみがえらせる、光と熱はどこにあるのだろう。」(286 ページ)

    そんな光と熱が、彼らのために、待ち遠しい。

  • まったく入り込めませんでした。。。
    次の作品は借りてあるので読みますが、このままだと新作出ても読まないかな。
    三浦しをん作品は合わないのかなあ。。。
    神去りと政と源のみがあたりかな。。。

  • 前作が個人ナンバーワン作品の一つであるため相当完成度は劣っているように感じます。それに、まだ、一冊しか出てないのに、スピンオフって言われても‥もっと後で最終巻の後日談みたいな感じで出版されて欲しかった。しかししかし、まほろファンにとっては懐かしの?様々なキャラ、シーンが登場するたびにワクワクすることは否めない。それ故、ファンのためだけの一冊だとは思います。また、次作の伏線も張っているような感じなので、凄く期待が上がってしまいます。一つの本を好きになる条件の一つはどれだけ登場人物を好きになれるかです。僕にとって多田と行天は面白く、愛しく、カッコ良く、そして何より言葉に代え難いほどの魅力を感じます。

  • 視点を変えた、いくつかのストーリーから成り立っているけど、前回に比べると、イマイチ。

  • とりあえず2話まで。前作?を読んでいないからか、あまり人物に愛着もわかず、ストーリーも単純でつまらない漫画っぽい。

  • 最初の本の方が良かったかな。暴力シーンがあって、生々しくてそこだけは怖かったです(_ _).。o○

  • うーん・・・・半分から後からはわりと面白くなるのですが、前半があまり面白くなく、途中で読むのを断念しそうになりました。短編集のようでなんだか不思議な話ばかりでした。

  • まほろ駅前多田便利軒がおもしろかったので番外地も。

    前のやつの方がおもしろかったなぁ。
    舞台が町田なので、ふむふむ、が多々ありました。
    ギョーテン、結構すき。

  • 星くんのお話が個人的に好き。
    番外編ということでメインの2人の周りの方
    それぞれの物語が見えて楽しかったです。

著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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