ヒディンク自伝: 韓国を変えた男

著者 : フース・ヒディンク 菅野朋子

• 文藝春秋 (2003年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

挑戦せよ!失敗を恐れるな!大胆な改革、溢れる闘争心、知的戦略が結果につながる。ワールドカップ全敗の韓国サッカーの4強への秘密。

感想・レビュー・書評

[水源地さんの感想 · 2012年2月26日]

2002年Ｗ杯監督代表監督だったヒディングの自伝・忘備録のような本。

ほぼ3部に分かれており、第１部は生まれてから、選手、障害児の教員として、監督して韓国の監督に就任するまでのこと、第２部は日記形式で監督就任からＷ杯開始までの日々について、第３部がＷ杯期間中のことであり、最後に選手からのヒディング評があった。

準備期間中に、韓国のチームの問題が体力にあることを見抜き、チームが先輩・後輩という枠にはまっていること、諸外国のチームをリスペクトしすぎることから、逆算でチームを強化していく様子がよくわかる。5対０で負けるのも、過程としては悪いことではないなど、積み上げてマネージメントする姿がわかって非常に楽しかった。

[midwayさんの感想 · 2005年9月27日]

武蔵野中央　783.4ヒ
面白い