課外授業ようこそ先輩 12歳の大人計画

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 139
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163687308

感想・レビュー・書評

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  • 基本的に子どもは大人になりたがっている生き物である。
    という前提が崩れている現代において、最も必要な授業が描かれている。
    現代っ子を見つめ直すきっかけになった一冊。

  • 大人について、松尾ちゃんの授業。放送を見逃したのでずっと読みたかった。予告だけテレビで見たのだけど、なぜか小学生と松尾ちゃんが『銀座の恋の物語』を歌っていて、すげーシュールだな、と思っていたのです。ああ、そういうことだったのですね。

  • だって松尾スズキが小学生に大人について考えよう!って授業をしたって言うんだもん。そりゃ、見てみたいじゃない。<BR>というわけで、NHKの番組を本にしてみましたのこの本を、読んでみた。<Br><Br>とっても簡単で1時間で読める。そして楽しい。ちょっと勉強になる。<Br><Br>松尾スズキは、子供に対してもまっすぐ自分だと思う。<BR>かっこつけないし、大人の理論を言わない。自分の理論のみ。<BR>「子供にわかりやすい」とかいう逃げ道を語るのではなく、普通に話す。<BR>それって結構むずかしいかも。とか思う。<Br><Br>小学6年生がおとなってなんだろう?ってことを考える。<BR>子供の中の大人。大人の中の子供。大人とは。責任?自由。<BR><BR>最近は世の中が子供に合わせて作られているっていうこと、なるほど!とも思った。<BR>だから子供は子供のままでいたがると。<Br><Br>昔は、そして現在もフランスは、大人仕様に世界が作られているから、子供は「この窮屈で不自由な世界から大人になって抜け出たい!」と思っていたとか。<BR>確かに。<Br><Br>ま、昔が動向じゃないけど。<BR>かっこいい大人や子供になりたいもんです。

  • 私も松尾先生と子供たちと一緒に、「大人」について初めてこんなに考えた。子供たちのインタビューで、大人が答えた大人っぽいところで「がまんができること」ってのがほとんどの親で共通してるのが印象的だった。大人になるってことは、がまんを覚えるてことなのね〜子供たちは口をそろえて意外だったけど大人を尊敬!て言ってくれてて、親の話をこういう風に客観的に聞けるのはなかなか無くてよい経験やったろうなあと思う。こんな授業したら忘れないやろうなあ。

  • これ、是非番組を見たかったなぁ。「大人な感じ」で「銀座の恋の物語」を熱唱する松尾スズキ!あー見たかった。

  • この授業、小学生のときに受けたかったな。

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著者プロフィール

作家・演出家・俳優

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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