- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163705903
感想・レビュー・書評
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これほど、柔軟な考え方を学校に持ち込んだ、藤原パワーを感じます。
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よのなか科に興味を持って読み始めたけれど、家庭や地域の連携のすばらしさを読んで自分も教員になったらやってみたい!と思った!
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閉塞的な環境である学校が民間のチカラを入れることでここまで素晴らしい結果をもたらしたことは重要で和田中をモデルとした学校が全国に早く知れ渡ってもらいたいと切に願う
学校カイゼンのアイデアに満ち溢れています -
ドテラ、夜スペ。。。そんなプロジェクトが生まれるきっかけになった「つなげる力」その裏側をみせてもらった感じです。
「人はあなたとつながりたいと思うときに動き、そう思わないときには本気では動かない」。。。納得です(^^) -
いろんな本で、新しいアイデアは既存のアイデアの組み合わせによって生まれる、っていうようなことが書いてあった。著者の言っているつなげる力というのは、まさにその別の要素を組み合わせて新しいものを作るという発想力のこと。どの世界にもあてはまることで勉強になった。
PISA型学力、難しい。中学生であんな発想をできるようになるんだね。自分は何をしていたんだろうと後悔してしまう。子どもにきっちり託そう。 -
この人の経験に興味があったので。バランスの良い感覚を持ち続けるのは難しいが、この新しいことに挑戦して結果を出す人ってのはぶれないものなんだね。
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リクルートの営業担当だった藤原さんが、教育現場には入り、
いかに現場を変えていったかのノウハウ。
ビジネスの手法をもろに学校マネジメントに持ち込んだ。
あつれきもあったけど、私はこのやり方一定の効果有りと思う。
「自分の理想の教育」とは遠くても、
これからの子どもには必要な生きる力だから。
もちろんビジネスシーンでも役立つ考え方。
P29「学校モードでない時間と空間」を子供たちに保証することが失敗を許す寛容さを社会に取り戻す鍵
!失敗を許す寛容さは不可欠
P96イマジネーションとはつながりを連想できる力
これはまず現在の状況を批判的に分析することから始まる
P106テレビや新聞がつけることを真実と思いこまず大方の予想を無条件に信じ込むこともやめて自分の頭で考える習慣をつける
P131成熟世界では「正解」を言い当てることより、失敗と試行錯誤の中で自分自身の「納得解」を導き出す方に軍配があがる
P133集中力とバランス感覚は子どものころに遊びなどを通じて獲得させるべき最も大切な能力
P147(ネガティブと思われるテーマについて)議論をすれば「寝た子を起こす」などとたわけたことをいう先生もいるが、もう子どもたちはこのような、安楽死、赤ちゃんポスト、自殺について眠っていない。テレビからの情報が過剰に入っているからだ
P151つながっていなかったものをつなげることで解決に至る問題は世界中に広がっている。あらゆる社会問題の解決に、NPO、NGO、株式会社とつながる技術が効いてくる
P157情報処理力より情報編集力で頭を柔らかくして考えること
P201夜スペで「収益会社と組むなんて」という批判もあったが、公立校で使っている教科書はみな収益会社の出版社から出され、利益も出している
学校経営の行為そのものが収益事業を不可分
あたりまえの経済感覚を教えるべき -
民間校長が、批判をもろともせず取り組んだ教育改革
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(U)この本の著者は、元々民間企業に勤めていたサラリーマンであり、教育関係者ではなかった。その人が校長として中学校に赴任し、地域社会、教育大生、PTA、生徒の家庭および学校の先生の間を「つなげる」活動を立案し、実践することで学校がかわるきっかけとなった。
リーダーシップを発揮すること、それはリーダーと周囲の人が夢(目標)を共有化して一緒に実現しようとしてつながりたいと思うときに
発揮される。この本ではそのような事例が多々紹介されており、自分でその中のいくつかでも実践できれば、何かを変える力になると思える。ぜひ、一読をお勧めする書の一つ。