やわらかなレタス

著者 :
  • 文藝春秋
3.83
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本棚登録 : 1550
感想 : 202
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163736808

感想・レビュー・書評

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  • やわらかなレタス、という言葉で 
    私もピーターラビットを思い出しました。
    確か、食べ過ぎて眠ってしまったのでは・・・(不確か)
    久しぶりに好きなタイプの江國さんの本でした。
    「至極の一杯 雲吞麺」を探しているのですが、
    見つかりません・・・食べてみたい!雲吞麺大好き!!

  • 久々に江國さんのエッセイを読んだのだが、やはりというべきかだれでも平等に年をとるなぁと実感してしまった。
    相変わらず世間離れしたふわふわした部分もあるのけれど、どこかしっかりとした主婦やら、生活感を感じて親近感を覚えた。
    「江國香織」もコーヒーとチョコレートとタバコとたっぷりの果物だけでは生きていないんだなぁ。(食物的な意味だけではなく)
    でも、このところの作品のなかでは一番肩の力が抜けていて、好きな雰囲気の一冊であることは確か。
    しばらく江國作品離れしていたのだけど、戻ってみようと思った。

  • 江國香織さんのエッセイに食べ物が出てくると、きまってわくわくした。
    『泣く大人』『とるにたらないものもの』は繰り返し読んでいる。
    その中で、なにかしら食べ物、食事、料理がもりこまれたエッセイ集だった。
    気取って見える料理名も、なんだかすぐ手を伸ばせばつかめる気がする。食べているような気分になる。

    ゆっくりとそれこそ味わうように、愉しく読めたものばかりだった。

  • 江國香織さんのキラキラ輝く言葉たち☆
    さすらいのウェイターと至福の一杯が好き♪

    そしてそして、大好きな眺めたくなるような素敵な装丁☆

  • 江國香織のエッセイ。
    彼女の真っ直ぐさも適当なところも可愛いと思う。
    それに、十全に、などの言葉遣いも好き。

  • たべものにまつわる日常がぽつぽつと集められている本。生活とたべものは切り離せないものだから。匂いとかおいしかった味とか、だれかと食べた食事が、いつも思い出を彩っていると思う。細かい出来事より、その時食べたものを覚えておこう。

  • 久しぶりの江國さんのエッセイ。食べ物についてのエッセイではないのだけれど、(多分)、出てくる食べ物がどれも本当に美味しそうで、食事を大切にしている人なんだなと感じる。

  • かなり前、発売日に見つけたけど、タイトルが余りにも江國香織してて買うのを躊躇ってて今に至った。今更になって読む。
    他の方も書いてるけど、相変わらず現実感がない!本当に生きてるのか?エッセイなのにも関わらず、ひとつの小説のような作品でした。
    ちなみにご飯がテーマ?のエッセイです。しらす食べたい。

  • 年末に「ゴミ収集一覧表」「買いだめ」「お飾りをいつ」に追われる…あるある!わかるわかる!

  • 久々に江國のエッセイを読む。
    面白くはあったけど、彼女も結構ふつーになっちゃたなぁ.....って少しだけ寂しくなった。
    江國の小説を読み始めた頃スゲーって思った「いくつもの週末」はもう15年前かぁ......(´・ω・`)

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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