浅田真央、20歳への階段

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 55
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163738000

作品紹介・あらすじ

オリンピックの涙の理由、ジャンプ矯正に挑む真意。2009‐2011まで、二十歳を迎えた真央の軌跡を追ったシリーズ最終巻。長時間インタビュー&秘蔵フォト。

感想・レビュー・書評

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  • 吉田順著の本を読んだ後だと、少し違和感をおぼえるかもしれない。たぶん、著者には「こういうプログラムを滑る浅田真央が好き」という熱い思いがあるのだろう。全編を通して、ひたむきに挑戦を続ける彼女に対する敬意を感じるけれど、同時に少し苛立っているような著者の思いが見え隠れする。きっと、なかなか思うようにことが運ばず苦しんでいる彼女と一緒に、著者もまたヤキモキしていたのだろう。時に「自分の思い」が出過ぎてしまってるのは、そのせいなのかもしれない。東京ワールドに懸けていた選手の思いが伝わり、現状が哀しくもなった。

  • バンクーバーオリンピック前後の浅田選手の苦悩と進化。
    美しい写真がいっぱいです。

  • 今までの著者のシリーズから比べると、内容が薄いような。ちょっと残念な感じがしたかな…。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。医療、人物、教育、スポーツ、ペットと人間の関わりなど、幅広いジャンルで活動。なかでもフィギュアスケートの取材・執筆は20年以上におよび、スポーツ誌、文芸誌などでルポルタージュ、エッセイを発表している。『人間らしい死を迎えるために』、『ペットと日本人』、『猫を看取る シュガー、16年をありがとう』、『別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った』、『羽生結弦が生まれるまで 日本男子フィギュアスケート挑戦の歴史』ほか、著書多数。

「2019年 『スケートは人生だ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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