食といのち

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163750903

作品紹介・あらすじ

ヒトが人となるために。料理研究家・辰巳芳子と4人の識者、福岡伸一・川嶋みどり・細谷亮太・竹内修一が、この国の「食」に緊急提言。自宅介護のヒントになる!いのちを支える食、お粥12種レシピ付き。

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    「いのちを養う「食」の深意を探る日本人必読の書
    日本の風土に適した「食といのち」をめぐり、各界の第一人者と考察を深める対談集。いのちを養う四季の粥、スープのレシピ付き

    担当編集者から一言
    母娘2代にわたって、日本の風土に根ざした「食」を探求してきた料理研究家・辰巳芳子氏。食の分野でも未曾有の危機となった震災後の日本において、何を指針として「いのち」を養うべきか各界の第一人者と語り合った対談集です。生物学者・福岡伸一氏、看護師・川嶋みどり氏、小児科医・細谷亮太氏、倫理学者・竹内修一氏が登場されます。「いのちを支える食べもの」「かけがえのないお粥」の写真、レシピ付き。「文藝春秋」人気企画の単行本化。(FY)」

  • 食に始まり、食に終わる。その真の意味を深く感じる。辰巳芳子さんの願いが詰まっている。

  • 資料ID:W0168214
    請求記号:596||Ta 95
    配架場所:本館1F電動書架C

  • お世話になった竹内先生と辰巳先生の対談を見つけて購入。
    いつも自分が忘れがちになる心を置くべき深いところの静けさに立ち返ることができる。
    いつも竹内先生に授業で丁寧にリアぺを読んでいただいた記憶があっていつか忍び込みたいと思う(笑)

  • 食べることと生きること、いのちとがこんなにも密接に関わり合っているんだ、ということを切実に感じられる一冊。

  • 母娘二代にわたり受け継がれた食への確かな自信と信頼が丁寧ながら力強い言葉から伝わってくる
    口から物を食べるということの重要さ、自分の中にある感覚とともに忘れないようにしたい

  • 時間に追われ、ゆっくり食事の時間もとれていない現状に反省です。食するということを考えさせられました。

  • 一般の食の本とは次元が異なる、とても根元的な部分について書かれた本。

    福岡伸一氏や川嶋みどり氏との対談。

    食が、生命をつくるということを意識させられる。

  • 辰巳芳子さんの、食といのちをめぐる対談。「いのち」といっても、多くの対談は、生命そのものの話というよりは、精神からなるいのち、という風でした。本書の要諦からは少しずれると思いますが、「きょうの料理」が、今日一日だけの食事しか考えないのがイカンとか、納豆は混ぜると美味しくなるのではなくて、冷蔵庫から出してしばらくおけば菌が目覚めておいしくなるのでは、などの、食と時間の連続性みたいな話は面白い。

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著者プロフィール

料理研究家、エッセイスト。1924(大正13)年生まれ。料理研究家の草分けだった母・辰巳浜子のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研鑽も重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼する。鎌倉の自宅や周辺の施設でスープ教室を主宰し、高齢者や病気の方へスープを提供できるよう指導している。「大豆100粒運動を支える会」会長を務める。 著書に『辰巳芳子の旬を味わう -いのちを養う家庭料理』、『辰巳芳子 慎みを食卓に -その一例』(ともにNHK出版)がある。

「2020年 『辰巳芳子 ご飯と汁物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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