- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480420510
感想・レビュー・書評
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この本『味覚旬月』は、著名な料理研究家辰巳芳子さんの著書。
ちくま文庫から発行されて、持ち運びにも良い大きさ。
辰巳さんといえば、琺瑯鍋での根菜スープ、
知っておきたい料理の基礎として
クロワッサンでもピックアップされていた
和食の良心といった方。
中身は、旬折々の料理の作り方を
季節のなんでもないようなエピソードや
辰巳さんの思い出を綴った心に滑らかに染み込んでくる
文章に織り込んで、辰巳さんのレシピを教えてもらえる
なんだか美味しい料理エッセイ。
料理家とは思えないほど、その文章は綺麗でやさしく
ナチュラルな辰巳さんの生き方が出ている気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食材に対する真摯さがひしひしと伝わる素敵な文章
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料理に関するエッセイ。
いつもながら、背筋がしゃんとのびる文章で、食べるということ生きるということを、かかれてます。
小豆をどれくらいまでさらすか、というところからの、生き方へつながる提言ははっとさせられました。 -
ベッドサイドにおいておく本。
旬の料理の作り方、食べ方を始めとした「季節の食べ物」を考える本。
私にとっては料理の夢と希望にあふれるための本。
読むとお腹がすいてくるし、美味しい料理を作ろうという気持ちになる。