- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163805801
作品紹介・あらすじ
夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在することを決めた。翌朝、もう一人の宿泊客が変死体で見つかった。その男は定年退職した元警視庁の刑事だという。彼はなぜ、この美しい海を誇る町にやって来たのか…。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは-。
感想・レビュー・書評
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序盤は面白みが無い作品だと感じていましたが、後半の特にラストシーンの湯川さんと恭平くんのやり取りで感涙しました。
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夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。仕事で訪れた湯川と少年の交流が始まる。大人たちの身勝手さに犠牲になるのは子供なんだよね。これは苦しく最後は泣けてしまう。
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中盤までややもたついた印象でしたが、以降はなるほどこんな風に繋がるのかと感心しながら、読みました。
湯川なりの友人(子供)に対する配慮は暖かい感じがして良かった。
最後の結末が救いはあるもののモヤモヤするので星4つです! -
伯母一家が経営する旅館に、夏休みを過ごすことになった恭平だが、旅館に宿泊していた定年退職の元警視庁刑事が、変死体で発見される。恭平は、暇になりかけたところを、旅館に宿泊していた湯沢に、科学を教えてもらうことになったが…。
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大人の身勝手で、振り回される子ども。特に、恭平君が背負う物を考えると、やり切れない思いが… ミステリーという点では、少し物足りない感じがするけど、湯川博士と恭平君のやりとりが面白かった。
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自分なりに考察しながら読んでました
分かりつつも分かりたくない展開でしたね
最近他の文学作品に浮気してたんですけどやっぱり東野圭吾さんは別格ですね、これ程の長編を一日で読み切ってしまいました -
面白かった。関係のありそうな事態が沢山出てきたけど、全てが関係しているわけではないという終わり方も良かった。少年が可愛かった。