三匹のおっさん ふたたび

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 7003
感想 : 917
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163812601

感想・レビュー・書評

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  • 三匹のおっさんの続編というわけですが、申し訳ないけど私はおまけの「好きだよと言えずに初恋は、」にぜーんぶ心が持っていかれました!
    ごめんね三匹!!笑
    潤ちゃんも思い出せなかったのに、日下部の苗字に反応してどきどきしてわくわくして、ほんとに植物図鑑好きなんだなと再認識しました♡
    よくよく読んで、潤ちゃんはあの潤ちゃんてこと、日下部くんは二世ということもちゃんと理解し、あの2人に待っていた明るい未来を覗き見した気分でうきうきです。

    もちろん本編も、前作に負けず劣らずスピード感あふれる作品だらけでした。前作では描かれきれなかった人たちにスポットを当てて、これからが楽しみです!

  • 三匹のおっさん Returns!!! って英語でもってくるあたり
    ハリウッド映画かって しょっぱなから笑わされました^^

    人からお金借りといて、おかしな理屈を言うババアとか
    万引きしといて、開き直るガキとか
    欲を言えば もっとバッサバッサと 叩き斬って欲しかった(笑)

    このシリーズ ずっと続いて欲しいなー!

  • 定年を迎えた、かつての三匹の悪がきと呼ばれた、剣道道場の師範清一、息子に店を譲った元居酒屋の店主にして、柔道の達人シゲ、自営で工場持ち機械いじりの達人のノリが、3匹のおっさんとしてご近所限定の正義の味方として活躍する、エンタテインメント活劇第二段。

    今回は、3匹の活躍というより、3匹の周りの人達のもやもや解決に3匹の活動が絡むカンジ。3匹に触発されて、自分の力で問題に立ち向かって、解決していく姿がきもちよいです。

  • 「三匹のおっさん」の続編。それぞれのおっさん又はその家族を中心に、パート先でのトラブル、書店の万引き、父親の再婚話などのエピソードが語られる。のほほんとイイカンジに終わったなと思ったところでボーナストラック「好きだよと言えずに 初恋は」のインパクト強烈。おっさんシリーズに別作品の前日譚いれちゃマズイだろ。本歌取りしちゃったかも?

  • やっぱりホントに面白い!
    有川浩さんの本は大好きです。
    最後の話しが、「植物図鑑」に続くのが素敵ですね!

  • ふたたびもおもしろかったです。
    彼女の各作品はまだ二つ目ですが、祐希と早苗の恋愛話は少女漫画を見てるみたいで、おいおい一体作者は幾つだ・・・と思いました。
    本当の60歳になった時にどんな作風になるのか楽しみですね。

  • 前の本を読み終えたら、どうしても続きが読みたくなって本屋で衝動買いしました。
    続編も文句なしのおもしろさ。登場人物たちの成長の跡などもうかがえて、シリーズものの利点がよく活かされていると思いました。
    この巻を読んでおばあちゃんの「芳江ちゃん」が特に好きになりましたね。

  • 「三匹のおっさん」ほど痛快じゃないけど
    ふたたびは、また違う感じで良かったよ~
    日常の中に、自分のすぐ近くに、おもしろいことはいっぱい転がってる
    それを見つけたもの勝ちだね!

  • 冬休みに長男が、学校の図書館で借りてきて読み終わったものを拝借(笑)。
    前作に続きサクッと爽快に読めました。

  • 三匹のおっさん、
    私の近所に住んでいて欲しい‼

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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