- Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163818900
感想・レビュー・書評
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ドラマで観れば面白いかも。
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偶然遭遇した白草千春。
縁があって彼女の一生を文章にまとめることになったら。
なんとも波瀾万丈な人生。
こんなに色々なことがあったら気が休まる時間なんてないじゃないか! こんな女性は人のことを考えず、自分が納得する人生を選択すべきではないだろうか。
どちらにしろ、他人にも大きな影響を与えてしまうのだろうから。 -
★2・5
特に悲哀や悲壮感を感じるでもなく、淡々と読み終えた。単調な娯楽小説、またはライトノベルに近い読後感。 -
この作家さんの作品は初めて読んだ。
壮絶な人生、というのが感想だが、主人公に対してなかなか共感できなかった。
性的な描写で楽しませてはもらったが、それだけ。
流れに抗うことができない意思の弱さや、非現実的な出会いには、納得がいかなかったりイライラすることもあった。ヤマザキマリのイラストだけは、人物を想像する上で役に立った。 -
たいてい本は朝読むのだけど、この本は朝開いて閉じて、夜に読むことにした。自分も一緒に呪われたり祝福されたりするような、なんとも気持ちの悪い心地よさだ。
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文中で突然ボールドが出てくる、というタイプの小説があまり好きではないことを差し置いても、わりとすいすい読めた。先が気になるタイプの作品。
しようがないとはいえ千春の生涯の終盤がちょっと雑だったかなと思う。
何かに似てると思って考えていて、思い出したのが東村アキコの『主に泣いてます』だったので、あれのハードコア版美女憂鬱物語だと思っていい。
ヤマザキマリさんの絵にプラス☆ひとつで☆四つにしました。 -
ヤマザキマリのイラストも含めて島田雅彦のサービス精神全開の一作。
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美しすぎるのも不幸の始まりなのかなぁ。
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このキャラのモデルはアノ人じゃね?、みたいな楽しみがあるが、途中、ちょっと難儀した。