死神の浮力

著者 :
  • 文藝春秋
3.84
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本棚登録 : 7175
感想 : 935
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  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163823003

作品紹介・あらすじ

『死神の精度』で活躍した「千葉」が8年ぶりに帰ってきました!クールでちょっととぼけた死神を、今度は書き下ろし長編でお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと千葉さんすぎた。

  • たった今読み終わったのですが、爽やかな感動に包まれています。
    千葉さんのセリフの面白さは言うまでもないですが、それ以外にも面白さの詰まったお話でした。
    山野辺さんのお父さんが死の直前に、死後の世界を「俺が先に行って見てきてやる」と息子に話すシーンが個人的には一番好きです。

  • いい味出してるなぁ、千葉さんトーク

  • 日常で死について考えることはあまりありませんが、死の哲学、生命の儚さ、動物と人間の違い、など伊坂さんならではの名言が散りばめられていて、生きることについて考える良い経験になりました。
    この感想だと話が重そうに感じられるかも知れませんが、死神千葉の言動が可愛らしく楽しく読めました。死神の精度と併せてオススメの一冊です。

    • ぐっちょんさん
      伊坂さん作品良いですよね〜
      読みやすくて、キャラクターたってるし。ワクワク感あるし。
      各作品の微妙なリンクも好きです
      ブクログ始める前にかな...
      伊坂さん作品良いですよね〜
      読みやすくて、キャラクターたってるし。ワクワク感あるし。
      各作品の微妙なリンクも好きです
      ブクログ始める前にかなり読みました
      2024/03/31
    • こばさんさん
      ぐっちょんさん、コメントありがとうございます。
      そうですよね、伊坂さんの作品は素敵なキャラクターや秀逸なフレーズ、「そう繋がるんだ」って伏線...
      ぐっちょんさん、コメントありがとうございます。
      そうですよね、伊坂さんの作品は素敵なキャラクターや秀逸なフレーズ、「そう繋がるんだ」って伏線がたくさんで、ワクワクしますよね。
      千葉さんはクールなのにどこか抜けてて、死神なのに人間っぽくて、時々いい事も言って素敵でした。
      2024/03/31
    • ぐっちょんさん
      大分忘れちゃってます笑
      伊坂作品。オーデュボンから、もう一周しようかなぁ
      大分忘れちゃってます笑
      伊坂作品。オーデュボンから、もう一周しようかなぁ
      2024/03/31
  • 死神の精度の続編でもあり、長編ストーリー!
    読み応えがあって千葉さんの行動がおもしろおかしくって良かった(^_^)
    なんだかんだ千葉さんは人間に興味なさそうな感じではありつつも協力しちゃうところがいいですね。

  • 帯表
    死神の千葉を長編で読める日が来た!
    おまえはまだ死なない。
    俺がついているから。
    帯背
    死神の千葉、敵討ちに参加!!
    帯裏
    娘を殺された。
    相手は二十五人に一人の、良心を持たない人間。
    ー犯人を追う夫婦と、千葉の七日間

    本作品は書き下ろしです
    (冒頭のみ「別冊文藝春秋」2012年1月号初出)

  • 千葉さんが言う「今日のおまえなら大丈夫だ」は心強い。行け!山野辺!!!!!!

  • 続編だったんかい。
    伊坂さんの会話主体の読みやすい文章。
    掛け合いがいつも通り小気味良い。

    人間のサイコパスVS人間ではない死神
    所々、死神パワーが炸裂し、何でもありで物語が進んでいくので少し飽きるかな。
    少し長いと感じてしまう。

    前作は短編集との事なのでそちらを見ようかなと。


  • 面白かった。けれど読み終えるまでに時間がかかってしまった。
    悪との戦いを描くのが本当にうまいなぁと思った。読み進めるうちに「こいつは必ず懲らしめて欲しい」というヘイトが自然と溜まっていく。サイコパスについて、死について、各種引用しながら会話が広がっていくところはさすがだった。

  • 世の中には、人の感情を知ることができないいわゆるサイコパスという人種がいるとのこと。この本にでてくる死神をそういった意味ではサイコパスなのかもしれない。でも、そのサイコパスぶりが相手にどう影響を与えるかは、その人によるのだろう。悪意とは何なんだろう。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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