利休の茶杓 とびきり屋見立て帖

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900650

感想・レビュー・書評

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  • 【利休の茶杓はいったいどこに?】道具の競り市で「茶杓箪笥」を手に入れた真之介。中の茶杓は一つだけが行方不明。惜しくも急逝した著者が遺した好評シリーズ第四弾。

  • もう続きが読めないと思うと悲しい。。。

  • 2014/8/30(土曜日)

  • 山本兼一さん亡くなったんだよね。
    このシリーズ好きだったから残念。
    しかし、この話に出てくる芹沢鴨はいいとこなしだなぁ。

  • 古道具の薀蓄が興味深く、真之介と、ゆずのラブラブっぷりも良い感じです。
    幕末の情勢が剣呑になってきて、今後の展開が気になるだけに・・・・残念です。

  • とびきり屋見立て帖シリーズ4弾 ゆずと真之介夫婦がほほえましくしている姿が好きで読み続けていましたが もう続編を読めないなんて残念です。山本さんのご冥福をお祈りします。

  • 読み終わってしまった。。。

    1~3巻目で基礎固めが終わったところ。よろず道具屋から、ほんとに良いものだけを扱う本物の道具屋へと生まれ変わった、とびきり屋。そして長州が攘夷派の三条実美と共に都落ち、京の町がいよいよ幕末に向けてと大きく動き出していく。でも、この巻で終了???
    最終話が表題「利休の茶杓」というのも、代表作「利休にたずねよ」を想起させ、あぁ、これで終わり、とも思わせる・・

    が! どこにも最終巻とは書いてない。巻末のお話は2013年12月の「オール読物」に連載されたもの。翌14年2月に作者が急逝したが、連載に向けて残した原稿があるのかもしれない。年に3,4本ほどのペースの連載だから、1巻分の6話は残ってないかもしれないけれど、なんらかの形で読んでみたいものです。

    ゆずの母親との確執も解決してないし、この巻で番頭と女子衆との結婚話も浮上する。その番頭伊兵衛には、なにやら過去がありそうなので、スピンオフ的なエピソードも今後書けそうでもある。
    もちろん、幕末に向けて、薩長同盟なんて大事件も待ち構えているのだから、長州をサポートしている、とびきり屋は、きっと大忙しとなるはず。いろいろ、あれもこれもと描いて欲しい背景が浮かんでくる。

    読み進むにつれて楽しさが増してきただけに、ホント、惜しいなぁ。。。。

  • 「とびきり屋見立て帖」第4弾。
    表題を含む短篇6本。
    著者が急逝したため、ゆずと真之介らとびきり屋の面々や、幕末の志士たちとの絡みが見届けられなくて残念。

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著者プロフィール

歴史・時代小説作家。1956年京都生まれ。同志社大学文学部を卒業後、出版社勤務を経てフリーのライターとなる。88年「信長を撃つ」で作家デビュー。99年「弾正の鷹」で小説NON短編時代小説賞、2001年『火天の城』で松本清張賞、09年『利休にたずねよ』で第140回直木賞を受賞。

「2022年 『夫婦商売 時代小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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