風のベーコンサンド 高原カフェ日誌

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163901831

感想・レビュー・書評

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  • 10年前に都会を離れ、田舎暮らしをしている私には風景も情景も、人の良さも噂の広まり方も手に取るように共感できました。

    私には、こんな風にふらりと寄れるカフェがまだないので、めぐりあえたらなぁ〜と思います。

  • 読み終わった後に心が温まりました。
    主人公が寂れた観光地で頑張ってカフェを
    開いていく話。
    ベーコンサンドも作ってしまった。

  • 2024.5.2-656

  • ちょっととんとん拍子だし、都合良すぎるお話しではあるが、それも織り込み済みのストーリーメイキングか。これはこれで読んでいて飽きない。

  • ページを繰るたびに、丹精込めて作られた乳製品やベーコン、果実にパンと、それら素材を活かした料理の数々が…
    農業、畜産業、観光業に従事する人たちには本当に頭が下がる。
    セリフの言い回しが少し説明じみてるかな?と感じるところもあったけど、暑さを忘れさせてくれる夏にぴったりな小説だった。

  • 紅茶を片手に休日の午後に読みたい、じわっと心地よい作品。食が好きなので、食に対する丁寧な思いが伝わってきて好きです。

  • 面白かった

  • 高原に自分のカフェをオープンさせた奈穂。

    地元のパン屋さんや牧場から仕入れる最高の味の食材を使って
    自分で考え作った料理をお客さんに美味しいと食べてもらう幸せ。

    初めての経営ゆえに不安もある中、彼女の周囲は協力的な人たちばかりだった。

    奈穂はモラハラ夫に精神的に追い詰められ、
    自分を守るために高原で生きていくと決意してきたが
    夫はいまだに離婚には応じてはくれていない。

    東京に住んでいた頃のモラハラ夫との記憶。
    高原で出会った涼介。
    新しく出来たリゾートホテル。
    時々奈穂のカフェに食べにきてくれる謎のおじさん。

    カフェかあ。行きてえ。

  • カフェson de vent を女性1人で、地元の食材を大切にしながら、研ぎ澄まされた感覚で美味しいものを丁寧に作り上げていく。
    本当に美味しそう。芯のぶれない生き方も素敵。

  • とある高原にあるカフェが舞台の滋味たっぷりの物語。本編に登場する料理がどれもおいしそうで困ります。ベーコンサンド食べてみたい。ほっと安心できる話でした。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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