風のベーコンサンド 高原カフェ日誌

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 143
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163901831

感想・レビュー・書評

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  • 高原でカフェをひらいた主人公の日常を描いた短編集。ベーコンサンドにまつわる話がびっくりする結末でした。久しく高原に行っていないので、そこにいることを想像するだけで楽しく読めました。実際にカフェを経営するのは大変なことだろうけれど。

  • タイトル含め、出てくる料理がどれも美味しそうで…料理人は色々考えてて尊敬しますよ。田舎と都会と理想と現実、みたいな感じで全体的に甘めな話しかもしれないけど、爽快な一冊でした。

  • 201602

  • お腹がすく。
    こんな風に自然とともに、生きていく生活もいいな、とは思うけど、大変なんだろうな。
    その日の農作物の実り具合を見て、その日の献立を決めるなんてとっても豊かな生活。

  • 【101/10000】
    風のベーコンサンド
    柴田よしき

    文藝春秋 2014.12

    百合が原高原でカフェSon de ventソン・デュ・ヴァン を営む 奈穗の約1年間の物語。
    お料理、食材がとても美味しそうだ。
    奈穗の周りの人々もほぼいい人が揃っている。
    予定調和で物語が進むように思った。
    さらっと読むにはいいと思う。

  • ペンションブームも去った高原のカフェ。
    地元の食材を活かし、工夫しながら運営する過程は、楽しい。
    背伸びせず、身の丈に合ったやり方に、自然の恵みを活かしたメニューがおいしそう。
    舞台は爽やかだが、人間は意外とドロドロ。
    いろいろなものを抱えながら、それでも人は生きていく。
    助け合いながら成長していく物語。

  • 夫の言葉や態度に精神的に耐えられなくなり、高原でカフェを始めた奈穂。そのランチがとっても美味しそう!ひよこ豆のカレーや根菜のシチュー、ベーコンサンド。使っている食材は、あおぞらベーカリーの天然酵母のパンに、ひよこ牧場のバターやソーセージ。高原の野菜に野生のキノコ。本当に美味しそうで、読むだけでお腹がすいてきます。

  • ごはんがとてもおいしそうで、行ってみたくなる。

  • アンソロジーで読んだことはあったけれど、ちゃんと読むのははじめての柴田よしき。タイトルとおいしそうな絵にひかれて。おいしそうなごはんがたくさんでてくる。

  • 離婚調停中の奈穂が高原のペンションを買って開いたカフェ.みんなに助けられながらの1年のあれこれが,観光リゾート地への工夫と美味しそうな料理によって語られる.特に題名にもなっているベーコンサンド,食べてみたい.

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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