昭和の名将と愚将 (文春新書 618)

著者 :
  • 文藝春秋
3.42
  • (11)
  • (36)
  • (51)
  • (12)
  • (0)
本棚登録 : 369
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166606184

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  編者の2人が昭和の軍人22人を、それぞれ名将篇・愚将篇として語っています。対談形式で進んでいくので比較的読みやすくはありました。(が、些か前提となる知識がないと表面をなぞるだけになりそうな気も‥)
     名将か愚将かの評価は お2人の主観も多分に入っているような感じだし、何をもって名将とするのかも難しいものがあるかもしれませんが、やはり無謀な作戦や精神論を主張したうえ 責任も取らないのはどうなのかと思わずにはいられないような気持ちにはなってしまいます。またそういう人が軍の中で幅をきかせていたのも、何だか形は変えども現代にも通じる組織の問題のような気がしてしまいました。

  • 対談形式なので短い時間で読了できた。半藤さんの名将の評価基準は分かりやすかった。14頁

  • 新書だからと言ってしまえばそれまでだけど、せっかくの内容なのに、この二人がこんなネタで話しているのに、ひとりの分量が薄いのは残念。
    陸大の席次や派閥よりも、「なぜこの人はこういう判断をしたのか」について、もうちょっと突っ込んで欲しかったです。

  • 感想未記入

  • 2008/2
    最近多い昭和の日本軍についての本。著者が同じような内容の本をたくさん出しているだけに、なんでこんなに強く語っているのか、そして出版ラッシュしているのかの真意がつかめない。

著者プロフィール

半藤 一利(はんどう・かずとし):1930年生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「文藝春秋」「週刊文春」の編集長を経て専務取締役。同社を退社後、昭和史を中心とした歴史関係、夏目漱石関連の著書を多数出版。主な著書に『昭和史』(平凡社 毎日出版文化賞特別賞受賞)、『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫新田次郎文学賞受賞)、『聖断』(PHP文庫)、『決定版 日本のいちばん長い日』(文春文庫)、『幕末史』(新潮文庫)、『それからの海舟』(ちくま文庫)等がある。2015年、菊池寛賞受賞。2021年没。

「2024年 『安吾さんの太平洋戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

半藤一利の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スティーヴン・D...
半藤 一利
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×