- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166608416
感想・レビュー・書評
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去年のアクティベーター養成講座でインタビューの参考図書として紹介されていた一冊。多くのインタビューを経験してきた著者の経験談が書かれていて、読み物としておもしろく読めました。ただ、もっとインタビューのノウハウが詰まっている本かと思ったので少し物足りない印象もありました。まぁ、こういう本が書けるくらいにインタビューの経験を積み重ねて、スキルはやっぱり自分でものにすることが必要なのかなと思います。ただ、一緒に飲んだりするだけでも一緒にいてなんだか楽しい、いい気分で話せる人っているので、自分もそういう人になっていけるといいと思いました。
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成功者に見える人でもコンプレックスを抱えている。軸を3つ。質問の答えに質問して話しを広げて行く。わかったふりしない。おっしゃる通りではあるが。相づち。オウム。慰めは2秒後。目を見る。
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話題になってから、1年以上経つのでは?
まだまだ平積で売れている、阿川さんの「聞く力」
あえて避けていた。
と言うか、自分に足りないものをズバリとタイトルにされて、直視に耐えられない感じ?だったのですが、これもタイミングなのか、手に取りました。
未だに売れている理由を、読んで納得した。
これは、解かりやすいです。阿川さんの自身の言葉であろう、「しゃべり言葉」のような綴り方で書かれています。
これは売れるわけですね。
内容も、とても参考になりました。すぐ実践もしました。
もっと早く読めばよかった。と思わせる、さすがのベストセラーです。 -
まず、阿川佐和子さんという人物が好き。
ユーモアがあって、素直で、好奇心旺盛で、謙虚。しなやかに強い。
本の内容も、聞く為のハウツーというより、彼女の魅力の根源に迫ったような、エッセイというべきもの。
読後に、こうして話を聞こう、というよりもこんな歳の重ね方をしたい、という気持ちになった。
結局、聞き方に正解があるのではなく、相手に興味を持つ、知ったかぶりをしない、自分の話を押し付けない、ということの大事さを再確認。もちろん私はインタビュアーでもないけれど、身近な人と話す時にこそ意識したいと思った。 -
最近、とある人に、僕は聞く力が無い。
それは、相手の事を好きになっていないからだ。
嫌いだと思って会話をしているから、結局聞くことはできていない。
さらに、相手がものをいおうとしているのに、話をかぶせて相手の意見を消してしまっている。
というようなお叱りを受けました。
聞く力ってなんだろうか?
どうやったら身に付くのだろうか?
これは僕自身の長年の疑問というか課題でした。
課題であるにも関わらず、アラサーになった今でも
解決できていない問題ではあるのですが。。。
そこで、ふと本屋で手に取った阿川さんのこの本。
雑誌で900回以上インタビュー連載を続けている阿川さん。
人の話を聞く、話を聞き出すにはどうしたらいいものか
悩み続けて、それでもこれだけの年月回数を続けているからには
何か聞く事のヒントになるのではないかと思い、購入。
早速、お風呂で全部読んでみました。
あくまで、インタビューをする上での阿川さんが苦労して
今現在に至っている過程が書かれています。
そこでの失敗や成功が、新書というよりは阿川さんの他の
エッセーに近い語り口なのですが、だからこそ彼女自身が
真摯に思っていることを書いてくれているということが伝わり
非常に好感が持てる文体です。
人というのは、360度いろんな方向性を持っていて、一方で見ている真反対では全く違う顔があったりする。
それをどのように引き出して行くのか。
初対面で、いかに相手に自分は敵意が無い人間なのか
ということを分からせ、求めているものを引き出させるか
というのがインタビュアーのお仕事かもしれませんが、
これは、僕のような営業にも言えることだと思います。
まだまだ聞く力は、ゼロベースなので身につけていかなければ
いけないのですが、彼女が900件インタビューをこなしたように
成功も失敗もしつつ、とにかく数を重ねて、準備、実行、反省
を繰り返して行かないと何も身に付かないんだよな。
と、この本を読んでじんわりと思いました。 -
聞く力をつけるために、あれしなさい、これしなさい・・っていうことは何にも書いてありません。いかに相手に興味を示し、知ろうとするか、なのではないでしょうか?
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インタビューに限らず、人の話を上手に聴くことができる指南書のようでした。
著者も自信満々という感じではなく、まだ道の半ばと言った低姿勢な感じに好感が持てました。
阿川さんのような方にインタビューされたら、気持ちよく話せそうです。 -
相手の目を見て話す、相槌大事など、基本的なことから、段取りを完璧にしない等意外なことまで書かれており、普段のコミュニケーションの場でも使えることがあるなと思いながら読みました。
個人的には、素朴な質問を大切にと分かったふりをしないのが、なかなか出来てないなと思いました。
素朴な質問はついつい、自分の知らないことがバレたくなくて質問できないですが、調べた上で曖昧なこと、分からないことは諦めて聞いた方が良いと悟りました。
また、分かったふりをして相槌を打ってしまいますが、相手からすると何様のつもり、、となりそうなので、今後はやめるように気をつけます。 -
コミュニケーションが下手なため参考にするために読みました。当たり前のことだけど確かにこれはできてないかもしれない…と改めて相手の事を思って話すという事の大切さを理解出来ました。阿川さんの書かれる文章がエッセイのようで読みやすく、心がぽかぽかする素敵な1冊でした!
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インタビューはもちろん、合コンでのコミュニケーションや仲間との何気ない会話において選択の幅が広がったり、これまでの自分の癖やバリエーションを見直すいいきっかけになる本。
伝え方のハウツー本などが多くある中で、聞く力について注目していて読んでいいことしかないと思った。