十一番目の志士 下 (文春文庫 し 1-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105037

感想・レビュー・書評

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  • え?これで終わり??と思う最後。でも、それはそれで私は好きです。この後、彼はどのように生きていくのか気にはなります。でも、高杉晋作との出会いから始まり彼の死で終わる。ある意味区切りがいいと思います。

  • え?これで終わり??

    と読後必ず感じるでしょうが、考えれば架空の人斬りである天堂晋介の物語としては、ここで終わるのが適当であると思われます。後は彼に関係なく時代が動いていくのですから。
    麒麟児・高杉晋作に翻弄され続けた奇妙な刺客の運命譚です。

    主人公が鬼のように強いので爽快感があります。笑
    おすすめです。

  • 期待しすぎたせいか、いまいちな感じ。なーんか中途半端なんだよな〜。

  • 司馬遼太郎の挑戦     

    歴史娯楽小説仕立てに挑戦したのでは、と思うが、失敗作のように思う。上巻にもう少しレビューを書いた。

    再読の必要はない、と思う。

    2010/05/29、読了。文京図書館から借用。

  • 何が十一番目なのかわからないまま終わってしまった。。。

    終わり方もなんだか納得いかず。。。

  • 勝(海舟)が去り、晋助は孤りになった。

  • 高杉が死んで泣く晋助が可愛かった。
    土方さんとの対面シーンも!

  • 下巻もさくさく読み進められました。本当に司馬さんはゴットだな!すごいや!土方さんとの対局のシーンがすごく面白い!
    そして色んな女の人が晋助に振り回されていくんですが当の晋助も振り回されてるんだよな!
    ラストの終わり方も良かったです。
    やっぱり晋助は彼に運命を狂わされ、当時の日本の闇で活躍した人なんですね!
    でも本当に、実在の人じゃないけど生き生きしてるなー晋助は。

  • 悪役としてえがかれる新選組が最高。

  • 架空の志士、天堂晋助の生き方を描いています。高杉が絡みます。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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