世に棲む日日 4 (文春文庫 し 1-7)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105075

感想・レビュー・書評

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  • 「戦いは1日早ければ1日の利益になる。まず飛び出すことだ。思案はそれからでいい」(P266) なるほど、胸に響く。「おれには天がついている」(P176)言い切って大胆な行動に出よう。

  • 人間というのは艱難は共にできる。しかし高貴は共にできない。


    まさにその通り。

    人は我欲のかたまりらしいですからね。

    それにしても、「かんなん」って難しい字ですね。

  • 萩、下関などを舞台とした作品です。

  • この本読み終えたのが、27歳8ヶ月。高杉晋作が現世を去ったのと同じ齢。「私の人生これから」って思っててもリスクをとらず動かないでいることは人生の浪費だと感じた本。

  • Kodama's review
    「おもしろき こともなき世を
     おもしろく
     (すみなすものは 心なりけり)」
    (06.10.27)
    お勧め度
    ★★★★★

  • やっと最後まで読めました。
    面白いです。

  • 1995.9.17

  • 2007.5.27

  • 晋作が死ぬまでの激情…劇場。
    最高の演出家だ。カッコイイ。そして偉い。今まで知らなかったのが恥ずかしいほど、高杉晋作は偉人なのだと思った一作。

  • 幕末列伝、長州物語第4巻。高杉晋作の活躍と最期。
    日中戦争、太平洋戦争から100年くらいたとうとしているのですけれど、まだ6、70年ぐらいですが、おそらくあっという間に100年がたつのですけど、そうすると幕末から100年くらいに生まれた僕らと同じような感覚時期に世代ができるということになります。明治以前の時代というのは、感覚としてものすごく前、昔のような気がしていたのですが、さすがに最近は本を読むようになって、以前ほどには古いハナシでなないことに気がつかされたのですけれども、ほんの100年から150年前の時代のことが、ほんの数十年後には、昭和の戦争史も同じ立場になるのだと思うと、ちょいとした感慨にふけります。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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