- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167105457
感想・レビュー・書評
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西南戦争って詰まるところ大きな喧嘩ってことだったんすかね?思想性とか、戦略とかもあまり感じず、お山の大将のお通りだい、みたいな感じで。
後から見ると正直何やってんのかな?と思わなくもなく。それが案外政治というものの本質かもしれませぬが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆3つ
ぐうたらなので、何も調べずに書いている。すまぬ。
この物語はたぶんどれかの全国紙新聞にでも連載されたのだろうと思う。
なぜなら、途中に読者と思しき人からのお手紙文の紹介があるからだ。
それも一度や二度ではない。まだ読んでないけど最後の10巻までにはまだ何人かは登場しそうな気がする。この読者紹介文に書いてある事は少なくとも本当に書かれていたという意味で「事実」なのであろう。
そうすると、この本は小説ではなく歴史解説書のようなものになるのであろうか。
否、やはり小説なのだ。
物語ふうに書くべきところは、見事に断定的に書いているし、まるでその場で見ていた様な記述もたくさんある。これはやはり作り話小説なのである。
題名『司馬遼太郎の考える「西南戦争」とその他沢山の雑事等』なのである。 -
読んだきっかけ:司馬遼太郎は全部読みたい
かかった時間:10/15-10/23(8日くらい)
内容:明治維新から西南戦争の話(たぶん)。7巻は、最初に神風連の乱の後始末から秋月・萩の乱、そして、中盤からはずっと、西南戦争の直接の発火点となる、「西郷暗殺計画」の件。最後に行軍が始まってフェードアウト。
西南戦争の直接の勃発原因について非常に詳しく追った一巻。
「内務卿の靴音」の章がいいですね。 -
(1990.06.06読了)(1990.05.08購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
熊本、萩における士族の蜂起をただちに鎮圧した政府は、鹿児島への警戒を怠らなかった。殊に大警視川路利良の鹿児島私学校に対する牽制はすさまじい。川路に命を受けた密偵が西郷の暗殺を図っている―風聞が私学校に伝わった。明治十年二月六日、私学校本局では対政府挙兵の決議がなされた。大久保利通の衝撃は大きかった…。
☆関連図書(既読)
「翔ぶが如く(一)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.01.25
「翔ぶが如く(二)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.01.25
「翔ぶが如く(三)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.02.25
「翔ぶが如く(四)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.02.25
「翔ぶが如く(五)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.03.25
「翔ぶが如く(六)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.03.25 -
やっと薩軍と政府軍の闘いが始まった。面白い。
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20/11/12 60